MFC ActiveX コントロール : プロパティ
ActiveX コントロールは、イベントを発生させることによって、コントロール コンテナーと通信します。 一方、コンテナーは、メソッドとプロパティを使ってコントロールと通信します。 メソッドとプロパティは、C++ クラスのメンバー関数とメンバー変数にそれぞれ使い方や目的が似ています。 プロパティは、ActiveX コントロールのデータ メンバーであり、すべてのコンテナーに公開されています。 プロパティは、ActiveX コントロールを持つアプリケーション (オートメーション クライアントや ActiveX コントロール コンテナーなど) に、インターフェイスを提供します。
プロパティは、属性とも呼ばれます。
ActiveX コントロールのメソッドの詳細についてを参照してください「MFC ActiveX コントロール:方法。
ActiveX コントロールは、ストックおよびカスタムの両方のメソッドとプロパティを実装できます。 ストック プロパティは、COleControl クラスによって実装されます。 (ストック プロパティの一覧についてを参照してください「MFC ActiveX コントロール:ストック プロパティの追加.)カスタム プロパティは、ActiveX コントロールに特殊な機能を追加するために開発者が定義します。 詳細についてを参照してくださいMFC ActiveX コントロール:カスタム プロパティを追加する。
カスタム プロパティとストック プロパティは、メソッドと同じように、プロパティやメソッドを処理するディスパッチ マップと COleControl クラスの既存のメンバー関数から成る機構によってサポートされています。 また、これらのプロパティでは、パラメーターを使ってコントロールに補足情報を渡すことができます。
ActiveX コントロールのプロパティの詳細については、以下のトピックを参照してください。