方法 : コードにブックマークを設定する
[ブックマーク] ウィンドウは、コード エディターでの効率的な作業を支援するツールです。 ブックマークを使用すると、コード ファイル内の特定の行に印を付け、これらのブックマークを仮想フォルダーで整理できます。 [ブックマーク] ウィンドウのエントリをクリックするだけで、ファイル内の印の付けられた行に直接移動できます。
ここでは、ブックマークの一般的な使用手順を紹介しています。
Visual Studio のほとんどのプログラミング言語では、ブックマーク以外にも、タスク一覧のショートカットおよびコメントを作成できます。 ブックマークと同様に、タスク一覧内で任意のエントリをクリックすると、ファイルが開き、印の付けられたコード行にジャンプできます。 詳細については、「方法 : タスク一覧のショートカットを使用する」および「方法 : タスク一覧のコメントを作成する」を参照してください。
[ブックマーク] ウィンドウを使用してブックマークを作成または削除するには
ソース コード ファイルを開き、コード エディターで編集できる状態にします。
ブックマークを設定するコード行に挿入ポインターを置きます。
[表示] メニューの [ブックマーク ウィンドウ] を選択します。
[ブックマーク] ウィンドウが表示されます。 このウィンドウは、IDE の周辺にドッキングできます。 ブックマークの一連のエントリには、アクティブなドキュメント内で新たに設定したブックマークも含まれます。
[ブックマーク] ウィンドウで [ブックマークの切り替え] をクリックします。
選択した行に対応するブックマークが、コード エディターのインジケーター マージンに表示されます。 このボタンをもう一度クリックすると、ブックマークが削除されます。
[テキスト エディター] ツール バーを使用してブックマークを作成または削除するには
エディターでファイルを開きます。
ブックマークを設定する行に挿入ポインターを置きます。
[表示] メニューの [ツール バー] をクリックし、[テキスト エディター] を選択します。
[テキスト エディター] ツール バーが表示されます。
[テキスト エディター] ツール バーの [ブックマークの切り替え] ボタンをクリックします。
選択した行に対応するブックマークが、エディター ウィンドウのインジケーター マージンに表示されます。 このボタンをもう一度クリックすると、ブックマークが削除されます。
ブックマークの設定された行にジャンプするには
ブックマークの設定されたファイルがソース コード管理されている場合は、ファイルをチェックアウトしておきます。
[ブックマーク] ウィンドウで、任意のブックマーク エントリをクリックします。
指定されたファイルがエディターで開き、ブックマークの設定された行までスクロールされます。
[テキスト エディター] ツール バーの [カレットを前のブックマークへ移動します。] ボタンおよび [カレットを次のブックマークへ移動します。] ボタンが有効になります。 [ブックマーク] ウィンドウの [前のブックマークへ移動] ボタンおよび [次のブックマークへ移動] ボタンが有効になります。
これらのボタンをクリックして、現在のソリューションまたはプロジェクト内のファイルに設定されたブックマーク間を移動できます。
ブックマークをフォルダーで整理するには
[ブックマーク] ウィンドウで [新しいフォルダー] をクリックします。
仮想フォルダーが [ブックマーク] ウィンドウに追加されます。
追加されたフォルダーに既存のブックマーク エントリをドラッグします。
追加されたフォルダーを選択し、展開します。
[フォルダー内の前のブックマークへ移動] ボタンと [フォルダー内の次のブックマークへ移動] ボタンが有効になります。
これらのボタンをクリックして、フォルダーに格納されているブックマーク間を移動できます。
各ブックマーク エントリを選択すると、指定されたファイルがエディターで開き、ブックマークの設定された行までスクロールされます。
[ブックマーク] ウィンドウを開くためのショートカット キーを変更するには
[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。 [環境] フォルダーを展開し、[キーボード] を選択します。
[キーボード] ([オプション] ダイアログ ボックス - [環境]) が表示されます。
使用するキーボード マップ スキームを選択します。
[以下の文字列を含むコマンドを表示] ボックスに View.BookmarkWindow コマンドを入力します。
[ショートカット キー] ボックスをクリックし、使用するショートカット キーを押して、[割り当て] をクリックします。