isalpha、iswalpha、_isalpha_l、_iswalpha_l
整数をチェックし、文字セット内の英字を表しているかどうかを判定します。
int isalpha(
int c
);
int iswalpha(
wint_t c
);
int _isalpha_l(
int c,
_locale_t locale
);
int _iswalpha_l(
wint_t c,
_locale_t locale
);
パラメーター
c
テストする整数。locale
現在のロケールの代わりに使用するロケール。
戻り値
c が特定の英字の表現の場合、これらの各ルーチンは 0 以外の値を返します。 isalpha は、c が A ~ Z、または a ~ z の場合、0 以外の値を返します。 iswalpha は、iswupper または iswlower の値が 0 以外になるワイド文字の場合だけ、つまり、iswcntrl、iswdigit、iswpunct、または iswspace の値がいずれも 0 になる実装定義のワイド文字セットのワイド文字の場合だけ、0 以外の値を返します。 c がテスト条件が満たさないと、これらのルーチンは 0 を返します。
CRT デバッグ ライブラリを使用すると、isalpha は EOF でないパラメーターまたは 0 ~ 0xFF の範囲にないパラメーターを渡された場合に CRT アサートを表示します。 CRT ライブラリのリリース バージョンで使用すると、isalpha はパラメーターを配列のインデックスとして使用し、パラメーターが EOF でない場合や、0 ~ 0xFF の範囲にない場合に未定義の結果を返します。
_l サフィックスが付いているこれらの関数の各バージョンは、現在のロケールの代わりに渡されたロケール パラメーターを使用する点を除いて同じです。 詳細については、「ロケール」を参照してください。
汎用テキスト ルーチンのマップ
TCHAR.H のルーチン |
_UNICODE および _MBCS が未定義の場合 |
_MBCS が定義されている場合 |
_UNICODE が定義されている場合 |
---|---|---|---|
_istalpha |
isalpha |
_ismbcalpha |
iswalpha |
_istalpha_l |
_isalpha_l |
_ismbcalpha_l |
_iswalpha_l |
必要条件
ルーチン |
必須ヘッダー |
---|---|
isalpha |
<ctype.h> |
iswalpha |
<ctype.h> または <wchar.h> |
_isalpha_l |
<ctype.h> |
_iswalpha_l |
<ctype.h> または <wchar.h> |
互換性の詳細については、「C ランタイム ライブラリ」の「互換性」を参照してください。