CDaoWorkspace::Open
DAO の既定のワークスペースに関連付けられたワークスペース オブジェクトを明示的に開きます。
virtual void Open(
LPCTSTR lpszName = NULL
);
パラメーター
- lpszName
開く DAO ワークスペース オブジェクトの名前。ワークスペースに一意に命名された 14 文字以内の文字列で指定します。 既定のワークスペースを明示的に開くには、既定値 NULL を指定します。 名前の指定方法は、Create のパラメーター lpszName を参照してください。 関連情報については、DAO ヘルプの「Name Property」を参照してください。
解説
CDaoWorkspace オブジェクトを構築した後、次のいずれかを行うために、このメンバー関数を呼び出します。
既定のワークスペースを明示的に開きます。 lpszName には NULL を渡します。
Workspaces コレクションのメンバーである、既存の CDaoWorkspace オブジェクトを名前で開きます。 既存のワークスペース オブジェクトの有効な名前を渡します。
Open は、ワークスペース オブジェクトをオープン状態にし、アプリケーション用に初期化されていない場合、データベース エンジンを初期化します。
多くの CDaoWorkspace メンバー関数は、ワークスペースが開かれた後にのみ呼び出すことができます。データベース エンジンを操作する次のメンバー関数は、C++ オブジェクトを構築した後、Open を呼び出す前でも利用できます。
必要条件
**ヘッダー:**afxdao.h