CAtlFile::LockRange
ファイル内の特定の領域をロックして、ほかのプロセスがアクセスできないようにします。
HRESULT LockRange(
ULONGLONG nPos,
ULONGLONG nCount
) throw( );
パラメーター
nPos
ファイル内のロックの開始位置。nCount
ロックする範囲のバイト長。
戻り値
正常に終了した場合は、S_OK を返します。それ以外の場合は、エラーの HRESULT を返します。
解説
LockFile を呼び出して、ファイル領域をロックします。 ファイル内のバイト範囲をロックすると、ほかのプロセスはそれらのバイト範囲にアクセスできなくなります。 ファイル内の複数の領域をロックできますが、重なり合っている領域はロックできません。 CAtlFile::UnlockRange を使用して領域のロックを解除する場合は、以前にロックした領域と正確に一致する領域のロックを解除してください。 LockRange は、隣接する領域をマージしないため、ロックされた 2 つの領域が隣接する場合でも、個別にロックを解除する必要があります。
必要条件
**ヘッダー:**atlfile.h