次の方法で共有


Join 比較演算子

JOIN 演算子は、あるテーブルの値と別のテーブルの値を比較して行を関連付けます。このとき、関連付けの要素を厳密に決定できます。選択肢は、次の 2 つのカテゴリに分類できます。

  • 等価性による関連付け   通常は、それぞれの列の値が等しいときに、行を関連付けます。たとえば、各出版社の完全な情報 (publishers テーブルと pub_info テーブルのすべての列) が各行に含まれる結果セットを作成するには、それぞれのテーブルにある pub_id 列の値が等しい行を対応させる結合を使用します。結果の SQL ステートメントは次のようになります。

    SELECT *
        FROM publishers INNER JOIN pub_info 
          ON publishers.pub_id 
          =  pub_info.pub_id
    
  • その他   等価性以外の検査を使用して行を対応させることができます。たとえば、従業員と従業員が資格を満たしていない職務を検索するには、従業員の職務レベルを超える職務レベルが要求される職務と従業員を関連付け、employee と jobs を結合します。結果の SQL ステートメントは次のようになります。

    SELECT fname, minit, lname, job_desc, job_lvl, min_lvl

    FROM employee INNER JOIN jobs

    ON employee.job_lvl

    < jobs.min_lvl

比較演算子の詳細については、「比較演算子」を参照してください。

参照

関連項目

結合のプロパティ

その他の技術情報

結合を使用したクエリ

クエリおよびビューのデザイン