CSacl::AddAuditAce
CSacl のオブジェクトに監査 (ACE) のアクセス制御エントリを追加します。
bool AddAuditAce(
const CSid & rSid,
ACCESS_MASK AccessMask,
bool bSuccess,
bool bFailure,
BYTE AceFlags = 0
) throw(...);
bool AddAuditAce(
const CSid & rSid,
ACCESS_MASK AccessMask,
bool bSuccess,
bool bFailure,
BYTE AceFlags,
const GUID * pObjectType,
const GUID * pInheritedObjectType
) throw(...);
パラメーター
rSid
CSid のオブジェクト。AccessMask
CSid 指定のオブジェクトに対して監査いるアクセス許可マスクを指定します。bSuccess
されたアクセス許可の例では、監査するかどうかを指定します。監査を有効にするには、このフラグを設定します; それ以外の場合は FALSE に設定します。bFailure
拒否されたアクセスの例では、監査するかどうかを指定します。監査を有効にするには、このフラグを設定します; それ以外の場合は FALSE に設定します。AceFlags
ACE の継承を制御する一連のビット フラグ。pObjectType
オブジェクトの型。pInheritedObjectType
継承されたオブジェクトの型。
戻り値
ACE が CSacl のオブジェクトに追加 true、エラーの false を返します。
解説
CSacl のオブジェクトはセキュリティ監査イベント ログのレコードを生成するときに、アクセスの種類を指定するアクセス制御エントリ (ACEs) が含まれます。このメソッドは CSacl のオブジェクトにこのような ACE を追加します。AddAuditAce の 2 番目のフォームにのみ利用可能な Windows 2000 です。
AceFlags のパラメーターで設定できるさまざまなフラグについては ACE_HEADER を参照してください。
必要条件
ヘッダー : atlsecurity.h