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メイクファイルのコマンド

記述ブロックまたは推論規則では、依存関係が古い場合に実行するコマンド ブロックを指定します。NMAKE は、/S、.SILENT!CMDSWITCHES、または @ が使用されない限り、各コマンドを実行する前にそのコマンドを表示します。記述ブロックの後にコマンド ブロックがない場合、NMAKE は適切な推論規則を検索します。

コマンド ブロックでは、コマンドがそれぞれ独自の行で指定されます。依存関係または規則とコマンド ブロックの間に空行は挿入できません。ただし、空白またはタブだけが含まれる行は挿入できます。この行は null コマンドと解釈され、エラーは発生しません。コマンド ラインの間では、空行を挿入できます。

コマンド ラインは、空白またはタブで開始します。改行文字が後続する円記号 (\) は、コマンドでは空白として解釈されます。行末で円記号を使用すると、コマンドを次行に続けることができます。空白やタブなどのほかの文字が円記号に続く場合、その円記号はリテラルとして解釈されます。

コマンド ブロックが後続するかどうかに関係なく、セミコロン (;) が前に付いたコマンドは、依存関係行または推論規則で指定できます。

project.obj : project.c project.h ; cl /c project.c

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コマンド修飾子

ファイル名分割構文

メイクファイルのインライン ファイル

参照

概念

NMAKE リファレンス