次の方法で共有


/PDBPATH

/PDBPATH[:VERBOSE] filename

解説

それぞれの文字について以下に説明します。

  • filename
    一致する .pdb ファイルを検索する .dll ファイルまたは .exe ファイルの名前。

  • VERBOSE (省略可能)
    .pdb ファイルの検索が行われた全ディレクトリをレポートします。

解説

/PDBPATH を指定すると、デバッガーが .pdb ファイルを検索したときと同じパスでコンピューターの検索が行われて、filename で指定したファイルに対応する .pdb ファイルがある場合に報告されます。

Visual Studio デバッガーを使っている場合は、デバッガーが、デバッグ中のファイルとは異なるバージョンの .pdb ファイルを使用しているために問題が発生する場合があります。

次のパスについて .pdb ファイルの検索が行われます。

  • 実行可能ファイルが存在している場所。

  • 実行可能ファイルに書き込まれた PDB の場所。通常は、イメージがリンクされた時点での場所です。

  • Visual Studio IDE で設定されている検索パス。

  • _NT_SYMBOL_PATH 環境変数および _NT_ALT_SYMBOL_PATH 環境変数で定義されているパス。

  • Windows ディレクトリ。

参照

関連項目

DUMPBIN オプション

/PDBALTPATH (別の PDB パスを使用)