データ ソース: プログラムにおける ODBC データ ソースのテーブルの作成
このトピックでは、データ ソースのテーブルを作成する方法について説明します。テーブルを作成するには、CDatabase クラスの ExecuteSQL メンバー関数に、CREATE TABLE SQL ステートメントを含む文字列を渡します。
MFC の ODBC データ ソースについては、「データ ソース (ODBC)」を参照してください。データ ソースの作成方法については、「データ ソース : プログラムにおける ODBC データ ソースの設定」を参照してください。
データ ソースが確立したら、ExecuteSQL メンバー関数と CREATE TABLE SQL ステートメントを使用して簡単にテーブルを作成できます。たとえば、myDB という CDatabase オブジェクトがある場合は、次の MFC コードでテーブルを作成できます。
myDB.ExecuteSQL("CREATE TABLE OFFICES (OfficeID TEXT(4)" ",
OfficeName TEXT(10))");
このコード例では、myDB で保持される Microsoft Access データ ソース接続に "OFFICES" というテーブルを作成します。このテーブルには、"OfficeID" と "OfficeName" という 2 つのフィールドがあります。
[!メモ]
CREATE TABLE SQL ステートメントで指定するフィールドの種類は、使用する ODBC ドライバーによって異なります。Visual C++ 1.5 に添付されている Microsoft Query プログラムを使うと、データ ソースに使えるフィールドの種類を調べることができます。Microsoft Query で、[ファイル] メニューの [テーブルの定義] をクリックします。次に、データ ソースのテーブルを選択すると、使用できるフィールドの種類が [種類] ボックスに表示されます。インデックスを作成するための SQL 構文もあります。