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デバッグ バージョンのアプリケーションを実行するテスト用コンピューターの準備

Visual C++ でビルドしたデバッグ バージョンのアプリケーションをテストするためにコンピューターを準備するには、アプリケーションが依存する Visual C++ ライブラリ DLL のデバッグ バージョンを配置する必要があります。どの DLL を配置するか識別するには Visual C++ アプリケーションの依存関係の理解の手順に従います。通常、Visual C++ ライブラリ DLL のデバッグ バージョンに「d」で終わる名前が付いて; たとえば、である msvcr100.dll のデバッグ バージョンという名前です。

[!メモ]

アプリケーションのデバッグ バージョンは再配布できません。また、Visual C++ ライブラリ DLL のデバッグ バージョンは再配布できません。デバッグとテストを行う目的でして、他のコンピューターにのみインストール Visual Studio がインストールされていないコンピューター上のアプリケーション アプリケーションおよび Visual C++ DLL のデバッグ バージョンを配置できます。詳細については、「Visual C++ ファイルの再配布」を参照してください。

アプリケーションのデバッグ バージョンとともに Visual C++ ライブラリ DLL のデバッグ バージョンを配置する 3 とおりの方法があります。

  • %windir%\system32\のディレクトリに特定の Visual C++ DLL のデバッグ バージョンをインストールするには、マージ モジュールを使用します。配置例については、「チュートリアル: セットアップ プロジェクトを使用した Visual C++ アプリケーションの配置」を参照してください。

  • \Program の Files\Microsoft の Visual Studio v10.0\VC\Redist\debug_nonredist\ のディレクトリにあるファイルを使用してアプリケーションの特定の Visual C++ DLL をインストールします。

    [!メモ]

    別のコンピューターでアプリケーションのリモート デバッグの場合、隣り合わせ共有アセンブリとして Visual C++ ライブラリ DLL のデバッグ バージョンを配置する必要があります。対応するマージ モジュールをインストールするセットアップ プロジェクトまたは Windows インストーラーを使用できます。Visual C++ DLL をインストールした後、ネットワーク共有からリモート デバッガーを実行できます。リモート デバッグの詳細については、方法 : リモート デバッグをセットアップするを参照してください。

  • 使用はリモート コンピューターにプロジェクトの出力などのファイルをコピーする配置します。配置例については、「ローカルでビルドされたプロジェクトのリモート デバッグ」を参照してください。

参照

概念

配置例

その他の技術情報

方法 : リモート デバッグをセットアップする

Windows インストーラーのコマンド ライン オプション