次の方法で共有


CButton::SetSplitSize

現在の分割ボタン コントロールのドロップダウン コンポーネントの外接する四角形を設定します。

BOOL SetSplitSize(
     LPSIZE pSize
);

パラメーター

パラメーター

説明

[入力] pSize

外接する四角形を示す サイズ変更 の構造体へのポインター。

戻り値

このメソッドが成功した場合は true。それ以外の場合は false。

解説

ボタンのスタイルが BS_SPLITBUTTON または BS_DEFSPLITBUTTONであるコントロールにのみ、このメソッドを使用します。

分割ボタン コントロールは展開されている場合、リスト コントロールまたはページャー コントロールのドロップダウンなどのコンポーネントを表示できます。このメソッドは、ドロップダウン コンポーネントを含む外接する四角形のサイズを指定します。

次に、このメソッドは BCSIF_SIZE フラグを使用して BUTTON_SPLITINFO の構造体の mask のメンバーと pSize のパラメーターの size の Windows SDKで説明する BCM_GETSPLITINFO のメッセージで構成されるメンバー、および送信を初期化します。

必要条件

ヘッダー: afxwin.h

このメソッドは、Windows Vista およびそれ以降のバージョンでサポートされています。

このメソッドに関するその他の要件については、「Windows Vista コモン コントロールの作成要件」を参照してください。

使用例

次のコード例では、プログラムで分割ボタン コントロールへのアクセスに使用される変数、m_splitButtonを定義します。この変数は次のように使用されます。

public:
    // Variable to access programatically defined command link control.
    CButton m_cmdLink;
    // Variable to access programatically defined split button control. 
    CButton m_splitButton;

次のコード例は、分割ボタンのドロップダウン矢印のサイズを倍になります。

    // Double the size of the split button drop-down arrow.
    SIZE sz;
    bRC = m_splitButton.GetSplitSize( &sz ); // current size
    sz.cx = sz.cx * 2;
    sz.cy = sz.cy * 2;
    bRC = m_splitButton.SetSplitSize( &sz );

参照

関連項目

CButton クラス

階層図

CButton::GetSplitSize