CListCtrl::GetItemIndexRect
現在のリスト ビュー コントロールのサブ項目のすべてまたは一部の外接する四角形を取得します。
BOOL GetItemIndexRect(
PLVITEMINDEX pItemIndex,
int iColumn,
int rectType,
LPRECT pRect
) const;
パラメーター
パラメーター |
説明 |
---|---|
[入力] pItemIndex |
サブ項目の親項目の LVITEMINDEX の構造体へのポインター。 呼び出し元は LVITEMINDEX の構造体のメンバーを割り当て、設定する必要があります。このパラメーターには、NULL は指定できません。 |
[入力] iColumn |
コントロールの列のインデックス。 |
[入力] rectType |
外接する四角形を取得するリスト ビューのサブ項目の部分。次のいずれかの値を指定します。 LVIR_BOUNDS -アイコンは、ラベルなどのサブ項目全体の外接する四角形。 -LVIR_ICON はサブ項目のアイコンまたは小さいアイコンの外接する四角形。 -LVIR_LABEL はサブ項目のテキストの外接する四角形。 |
[出力] pRect |
サブ項目の外接する四角形に関する情報を受け取る RECT の構造体へのポインター。 呼び出し元は RECT の構造を割り当てる必要があります。このパラメーターには、NULL は指定できません。 |
戻り値
このメソッドが成功した場合は true。それ以外の場合は false。
解説
このメソッドは Windows SDKで説明する LVM_GETITEMINDEXRECT のメッセージを送信します。詳細については、ListView_GetItemIndexRect のマクロを参照してください。
必要条件
ヘッダー: afxcmn.h
このコントロールは Windows Vista 以降でサポートされます。
このメソッドに関するその他の要件については、「Windows Vista コモン コントロールの作成要件」を参照してください。
使用例
次のコード例は、現在のリスト ビュー コントロールへのアクセスに使用される変数、m_listCtrlを定義します。この変数は次のように使用されます。
public:
// Variable used to access the list control.
CListCtrl m_listCtrl;
GetGroupRect メソッドのコード例を次に示します。このコード例を入力する前に、表示が 2 列「ClientID」およびレポートのビューの「変換」とよんだリスト ビュー コントロールを作成しました。次のコード例では、両方の列の 2 番目のサブ項目の周囲に 3D の四角形を描画します。
// GetItemIndexRect
// Get the rectangle that bounds the second item in the first group.
LVITEMINDEX lvItemIndex;
lvItemIndex.iGroup = 0;
lvItemIndex.iItem = 1;
CRect rect;
BOOL bRet = m_listCtrl.GetItemIndexRect(
&lvItemIndex, 0, LVIR_BOUNDS, &rect);
// Draw a red rectangle around the item.
m_listCtrl.GetDC()->Draw3dRect( &rect, RGB(255, 0, 0), RGB(255, 0, 0) );