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CButton::SetSplitInfo

Windows が現在の分割ボタン コントロールの描画方法を決定するパラメーターを指定します。

BOOL SetSplitInfo(
     PBUTTON_SPLITINFO pInfo
);

パラメーター

パラメーター

説明

[入力] pInfo

現在の分割ボタン コントロールを定義する BUTTON_SPLITINFO の構造体へのポインター。

戻り値

このメソッドが成功した場合は true。それ以外の場合は false。

解説

ボタンのスタイルが BS_SPLITBUTTON または BS_DEFSPLITBUTTONであるコントロールにのみ、このメソッドを使用します。

このメソッドは Windows SDKで説明する BCM_SETSPLITINFO のメッセージを送信します。

必要条件

ヘッダー: afxwin.h

このメソッドは、Windows Vista およびそれ以降のバージョンでサポートされています。

このメソッドに関するその他の要件については、「Windows Vista コモン コントロールの作成要件」を参照してください。

使用例

次のコード例では、プログラムで分割ボタン コントロールへのアクセスに使用される変数、m_splitButtonを定義します。

public:
    // Variable to access programatically defined command link control.
    CButton m_cmdLink;
    // Variable to access programatically defined split button control. 
    CButton m_splitButton;

次のコード例は、分割ボタンのドロップダウン矢印で使用されるグリフを変更します。この例では、既定の点の三角形のグリフの点の三角形のグリフを使用します。表示されるグリフは、BUTTON_SPLITINFO の構造体の himlGlyph のメンバーで指定する文字によって異なります。ポイントの三角形のグリフは文字「6 "によって指定され、ポイントの三角形のグリフは文字「5 "によって指定されます。比較のために、便利なメソッド、CButton::SetSplitGlyphを参照してください。

    /* 
    The drop-down arrow glyph is a function of the specified character. 
    The default "down" drop-down arrow glyph is specified by a 
    character '6'. Set the "up" arrow glyph, which is a character '5'.
    See the convenience method, SetSplitGlyph(), for comparison.
    */
    BUTTON_SPLITINFO bsInfo = {0};
    bsInfo.mask = BCSIF_GLYPH;
    TCHAR chGlyph = _T('5'); // "up" arrow glyph 
    bsInfo.himlGlyph = (HIMAGELIST)chGlyph;
    bRC = m_splitButton.SetSplitInfo( &bsInfo );

参照

関連項目

CButton クラス

階層図

CButton::GetSplitInfo

BCM_SETSPLITINFO