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CMFCFontInfo クラス

CMFCFontInfo クラスは、フォントの名前とその他の属性を説明します。

class CMFCFontInfo : public CObject

メンバー

Bb984622.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック コンストラクター

名前

説明

CMFCFontInfo

CMFCFontInfo オブジェクトを構築します。

Bb984622.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック メソッド

名前

説明

CMFCFontInfo::GetFullName

フォントおよびフォントの文字セット (スクリプト) を連結した名前を取得します。

Bb984622.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifデータ メンバー

名前

説明

CMFCFontInfo::m_nCharSet

フォントに関連付けられている文字セット (スクリプト) を示す値。

CMFCFontInfo::m_nPitchAndFamily

フォントのピッチとファミリを示す値。

CMFCFontInfo::m_nType

フォントの種類を示す値。

CMFCFontInfo::m_strName

フォント名 (Arial など) です。

CMFCFontInfo::m_strScript

フォントに関連付けられている文字セット (スクリプト) の名前です。

解説

CMFCFontInfo オブジェクトは CMFCToolBarFontComboBox クラス クラスのアイテムにアタッチできます。CMFCFontInfo オブジェクトへのポインターを取得するには、CMFCToolBarFontComboBox::GetFontDesc メソッドを呼び出します。

使用例

CMFCFontInfo クラスのさまざまなメンバーの使用方法を次の例に示します。この例では、CMFCRibbonFontComboBox から CMFCFontInfo オブジェクトを取得して、そのローカル変数にアクセスする方法を説明します。この例は、MSOffice 2007 Demo サンプルの一部です。

    CMFCRibbonFontComboBox* pFontCombo = DYNAMIC_DOWNCAST(CMFCRibbonFontComboBox, pRibbon->FindByID(ID_FONT_FONT));
    if (pFontCombo == NULL)
    {
        return;
    }

    CCharFormat cf;
    cf.szFaceName[0] = NULL;
    cf.dwMask = CFM_FACE | CFM_CHARSET;

    const CMFCFontInfo* pDesc = pFontCombo->GetFontDesc();
    ASSERT_VALID(pDesc);
    ASSERT(pDesc->m_strName.GetLength() < LF_FACESIZE);

#if _MSC_VER >= 1300
    lstrcpyn(cf.szFaceName, pDesc->m_strName, LF_FACESIZE);
#else
    lstrcpynA(cf.szFaceName, T2A((LPTSTR)(LPCTSTR) pDesc->m_strName), LF_FACESIZE);
#endif

    cf.bCharSet = pDesc->m_nCharSet;
    cf.bPitchAndFamily = pDesc->m_nPitchAndFamily;

必要条件

ヘッダー : afxtoolbarfontcombobox.h

参照

関連項目

階層図

CMFCToolBarFontComboBox クラス

CMFCToolBarFontSizeComboBox クラス

その他の技術情報

MFC クラス