XMLNode.SelectNodes メソッド
XPath パラメーターに一致するすべてのノードを、Microsoft.Office.Tools.Word.XMLNode コントロールに出現する順に並べた Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNodes コレクションを取得します。
名前空間: Microsoft.Office.Tools.Word
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Word (Microsoft.Office.Tools.Word.dll 内)
構文
'宣言
Function SelectNodes ( _
XPath As String, _
PrefixMapping As String, _
FastSearchSkippingTextNodes As Boolean _
) As XMLNodes
XMLNodes SelectNodes(
string XPath,
string PrefixMapping,
bool FastSearchSkippingTextNodes
)
パラメーター
- XPath
型 : System.String
有効な XPath 文字列です。
- PrefixMapping
型 : System.String
検索対象のスキーマのプレフィックスを指定します。 XPath パラメーターに名前を指定して要素を検索する場合は、PrefixMapping パラメーターを使用してください。
- FastSearchSkippingTextNodes
型 : System.Boolean
指定されたノードを検索している間、すべてのテキスト ノードをスキップする場合は true。テキスト ノードを含めて検索する場合は false。既定値は falseです。
戻り値
型 : Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNodes
XPath パラメーターに一致し、Microsoft.Office.Tools.Word.XMLNode コントロールに出現する順に並べられたノード。
解説
FastSearchSkippingTextNodes パラメーターに false を設定すると、Microsoft Office Word は文書内のすべてのノードを検索してノードに含まれるテキストを調べるため、パフォーマンスが低下します。
省略可能なパラメーター
省略可能なパラメーターについては、「Office ソリューションの省略可能なパラメーター」を参照してください。
例
次のコード例は SelectNodes メソッドを使用して、指定の XPath パラメーターに一致する子ノードのコレクションを取得します。その後、検出されたノードの数を表示します。この例では、現在の文書が CustomerNode という名前の XMLNode を含み、このスキーマ要素がパラメーターに一致して、FirstName という名前の子ノードを 1 つ以上含むことが前提となっています。
Private Sub DisplayFirstNameNodesCount()
Dim element As String = "/x:Customer/x:FirstName"
Dim prefix As String = "xmlns:x='" & _
Me.CustomerFirstNameNode.NamespaceURI & "'"
Dim nodes As Word.XMLNodes = _
Me.CustomerNode.SelectNodes(element, prefix, True)
MsgBox(nodes.Count & " element(s) were found.")
End Sub
private void DisplayFirstNameNodesCount()
{
string element = "/x:Customer/x:FirstName";
string prefix = "xmlns:x='" +
this.CustomerFirstNameNode.NamespaceURI + "'";
Word.XMLNodes nodes = this.CustomerNode.SelectNodes(element,
prefix, true);
MessageBox.Show(nodes.Count + " element(s) were found.");
}
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