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Authentication コマンド

Authentication コマンドにより、Team Foundation Server (TFS) 用 Web サイトで使用するネットワーク認証プロトコルを変更します。

必要なアクセス許可

Authentication コマンドを使用するには、Team Foundation アプリケーション層サーバーの Team Foundation Administrators セキュリティ グループのメンバーである必要があります。siteType オプションを使用する場合は、Team Foundation アプリケーション層サーバーまたはプロキシ サーバーの管理者である必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。

[!メモ]

管理資格情報を使ってログオンしている場合でも、この機能を実行するには、昇格した特権でコマンド プロンプトを開く必要があります。

TFSConfig Authentication [/provider:NTLM|Negotiate] [/viewAll] [/siteType:ApplicationTier|Proxy] 

パラメーター

引数

説明

NTLM

/provider オプションと共に使用して、NTLM 認証プロトコルを指定します。

Negotiate

/provider オプションと共に使用して、ネゴシエート (Kerberos) 認証プロトコルを指定します。

オプション

Description

/viewAll

TFS の現在の認証設定を表示します。

/provider

Web サイトに構成する認証プロバイダーを指定します。

/siteType

ネットワーク認証プロトコルを変更する Web サイトを指定します。

名前を指定していない場合は、TFS のアプリケーション層が変更されます。proxy スイッチを指定した場合は、Team Foundation Server Proxy が変更されます。

解説

Authentication コマンドは、TFS で使用される 1 つ以上の Web サイトのネットワーク認証プロトコルを変更する管理者によって使用されます。管理者は、このコマンドをアプリケーション層から実行し、ネットワーク認証プロトコルの変更を必要とするこれらの Web サイトを更新します。このコマンドにより、IIS メタベースの NTAuthenticationProviders プロパティが変更されます。

重要 : 重要

Authentication コマンドを使用して認証プロトコルを変更する前に、/viewAll オプションを指定してコマンドを実行し、既存の設定を表示する必要があります。

使用例

ネットワーク認証プロトコルに割り当てられている現在の値を表示する例を次に示します。

>TFSConfig Authentication /viewAll

参照

その他の技術情報

Team Foundation Server コマンド ライン ツールの使用方法

Administering Team Foundation Server

Team Foundation Server のサービスおよびサービス アカウント