方法: ビルド間の変更を特定し、テストに新しいビルドを使用する

現在使用しているテスト計画のビルドを選択した後、別のビルドを選択して、テスト計画のビルドと選択したこのビルドとの間のビルドに関連付けられている作業項目を確認できます。Microsoft Test Manager には、次の図に示すように、2 つのビルドの間にチェックインされた変更セットに関連付けられている作業項目が表示されます。これらの作業項目は、関連付けられているビルド別または作業項目の状態別に並べ替えることができます。

要件

• Visual Studio Ultimate, Visual Studio Premium, Visual Studio Test Professional

[!メモ]

作業項目がこの関連付けられている作業項目リストに表示されるためには、ユーザーがコード変更をチェックインする際にその作業項目を変更セットに関連付ける必要があります。

ビルド間の変更を特定し、テストに新しいビルドを使用するには

1. Microsoft Test Manager を開きます。

   [!メモ]

   Microsoft Test Manager のウィンドウを表示するには、[開始] を選択し、[*** すべてのプログラム ***] を選択します。[Microsoft Visual Studio 2012] をポイントし、[Microsoft テスト マネージャー] を選択します。

2. ビルド間の変更を確認するために、センター グループ セレクターの下向きの矢印をクリックし、[テスト センタ] を選択します。

3. センター グループ メニュー バーで、[トラック] を選択します。

4. [ビルドの割り当て] を選択します。

   [ビルドの割り当て] アクティビティが表示され、ビルド フィルターに基づいて使用可能なビルドが示されます。

5. (省略可能) 別のビルドの作業項目を表示するには、[使用可能なビルド] をクリックして別のビルドを選択します。

   作業項目は [関連付けられた項目] に表示されます。

6. 新しいビルドをこのテスト計画でのテストに使用し、[使用可能なビルド] を選択し、ビルドを選択し、[計画に割り当てる] を選択します。

   注意
   既定では、ビルド定義には最近の 10 件のビルドが保持されています。この一覧から目的のビルドを選択できます。保持されるビルドの数を変更するには、ビルド定義の保持ポリシーを変更する必要があります。この方法の詳細については、「ビルド定義の作成」の保持ポリシー タブに関連する手順を参照してください。

   これで、このビルドが [使用中のビルド] に表示されます。

   [!メモ]

   このビルドが、[使用可能なビルド] に表示されている最後のビルドと異なる場合は、テスト計画のビルド フィルターに基づいて、現在使用中のビルドと最後のビルドとの間にチェックインされた変更セットに関連付けられている作業項目が [関連付けられた項目] に表示されます。

7. 自分の [使用中のビルド] として以前のビルドに元に戻すには、(省略可能) [ビルドのフィルタ] 横に [変更] を選択します。[プロパティ] アクティビティが表示されます。

   ドロップダウン矢印を [ビルドのフィルタ] 横にあるを選択し、[すべてクリア] を選択し、を [ビルド フィルターの設定] を選択します。これで、[ビルドのフィルター] が [任意の定義または品質] に設定され、[使用中のビルド] が [なし] に設定されます。これで、もう一度ビルド フィルターを設定し、計画に使用するビルドを選択できます。

参照

処理手順

方法: テスト計画のビルドを選択する

概念

バグ修正、新機能、要件のあるビルドの確認