次の方法で共有


IVirtualProcessorRoot 構造体

スレッド プロキシが実行できるハードウェア スレッドの抽象化です。

struct IVirtualProcessorRoot : public IExecutionResource;

メンバー

Dd492543.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック メソッド

名前

Description

IVirtualProcessorRoot::Activate メソッド

実行コンテキスト インターフェイス pContext に関連付けられているスレッド プロキシに、この仮想プロセッサ ルートでの実行を開始させます。

IVirtualProcessorRoot::Deactivate メソッド

この仮想プロセッサ ルートで現在実行されているスレッド プロキシに、実行コンテキストのディスパッチを中止させます。スレッド プロキシは、Activate メソッドの呼び出しで実行を再開します。

IVirtualProcessorRoot::EnsureAllTasksVisible メソッド

各プロセッサのメモリ階層に格納されているデータを、システム上のすべてのプロセッサから参照できるようにします。メモリ フェンス全体がすべてのプロセッサで実行された後で、メソッドから制御が返されます。

IVirtualProcessorRoot::GetId メソッド

仮想プロセッサ ルートの一意の識別子を返します。

解説

すべての仮想プロセッサ ルートには、実行リソースが関連付けられます。IVirtualProcessorRoot インターフェイスは、IExecutionResource インターフェイスから継承されます。基になる同じハードウェア スレッドに対して複数の仮想プロセッサ ルートが対応する場合もあります。

リソース マネージャーは、リソース要求に応える形で、仮想プロセッサ ルートをスケジューラに付与します。スケジューラは、仮想プロセッサ ルートを実行コンテキストでアクティブ化することによって、その仮想プロセッサ ルートで処理を実行できます。

継承階層

IExecutionResource

IVirtualProcessorRoot

必要条件

ヘッダー: concrtrm.h

名前空間: の同時実行

参照

関連項目

concurrency 名前空間