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方法 : 列の既定値を指定する

テーブル内の各列に対して、ユーザーが何も入力しなかった場合に入力される既定値を指定できます。既定値を割り当てない場合は、ユーザーが列に何も入力しないと、次のようになります。

  • NULL 値を許可するオプションを設定している場合は、列に NULL が挿入されます。

  • NULL 値を許可するオプションを設定していない場合は、列が空白のままになります。ただし、列に値を指定しないと、行を保存できません。

文字列の場合は、値を単一引用符 (') で囲みます。二重引用符 (") では囲まないでください。二重引用符は、二重引用符で囲む必要がある識別子のために予約されています。たとえば、98036 または 'Paris, France' のように入力します。

バインドされた既定値 (かっこなしで表示されている値) を [既定値] フィールドに入力した値で置き換える場合は、既定値のバインドを解除し、新しい既定値で置き換えるかどうかを確認するメッセージが表示されます。

数値の既定値を入力するには、数値を入力します。

オブジェクトまたは関数を入力するには、単一引用符で囲まずにオブジェクト名または関数名を入力します。

英数字の既定値を入力するには、値を単一引用符で囲んで入力します。

[!メモ]

SQL Server 2012 形式のデータベースのための新しいバージョンのテーブル デザイナーが表示されます。このトピックでは、SQL Server の以前の形式のデータベースで使用する旧バージョンのテーブル デザイナーについて説明します。

新しいバージョンでは、テーブル定義をグラフィカル インターフェイスから変更することも、スクリプト ペインで直接変更することもできます。グラフィカル インターフェイスを使用すると、スクリプト ペインでのテーブルの定義が自動的に更新されます。スクリプト ペインで SQL コードを適用するには、[更新] ボタンをクリックします。新しいバージョンの詳細については、「テーブル デザイナーを使用してデータベース オブジェクトを作成する方法」を参照してください。

[!メモ]

お使いのマシンで、Visual Studio ユーザー インターフェイスの一部の要素の名前や場所が、次の手順とは異なる場合があります。これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

列の既定値を指定するには

  1. サーバー エクスプローラーで、既定値を指定する列が含まれるテーブルを右クリックして [テーブル定義を開く] をクリックします。

    テーブルがテーブル デザイナーで開かれます。

  2. 既定値を指定する列を選択します。

  3. [列のプロパティ] タブで、[既定値またはバインド] プロパティに新たな既定値を入力するか、ドロップダウン リストで既定のバインディングをクリックします。

[!メモ]

数値の既定値を入力するには、数値を入力します。オブジェクトまたは関数の場合は、その名前を入力します。英数字の場合は、その値を単一引用符で囲んで入力します。

グリッド セルの外側をクリックするか、Tab キーを使用して他のグリッド セルに移動すると、テーブル デザイナー内の列に新たな既定値が割り当てられます。テーブル デザイナーで変更を保存すると、その既定値がデータベースに反映されます。

参照

関連項目

Column プロパティ

その他の技術情報

列の使用