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DocumentBase.OMathBreakSub プロパティ

改行の前に配置される減算演算子の Microsoft Office Word による処理方法を指定する値を取得または設定します。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Word
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Word.v4.0.Utilities (Microsoft.Office.Tools.Word.v4.0.Utilities.dll 内)

構文

'宣言
Public Property OMathBreakSub As WdOMathBreakSub
public WdOMathBreakSub OMathBreakSub { get; set; }

プロパティ値

型 : Microsoft.Office.Interop.Word.WdOMathBreakSub
WdOMathBreakSub 値のいずれか。

解説

このプロパティは、OMathBreakBin プロパティが wdOMathBreakBinRepeat に設定されている場合にだけ使用されます。減算演算子の位置で改行が発生したときに、減算演算子を次の行でも繰り返すように文書が設定されている場合は、特別な処理が行われることがあります。これは、2 つのマイナスはプラスに変わるためです。いずれかのマイナス記号をプラス記号に変換することも、2 つのマイナスを保持することもできます。

次のコード例では、OMathBreakBin プロパティを、数式が 2 行以上に分割される場合に新しい行の先頭で二項演算子を繰り返す値に設定します。さらに、OMathBreakSub プロパティを、2 つの減算演算子のシーケンスを 1 つのプラス演算子の後に 1 つのマイナス演算子が続くシーケンスに変換する値に設定します。これにより、OMathBreakBin プロパティが wdOMathBreakBinRepeat (数式が 2 行以上に分割される場合に減算演算子を繰り返す) に設定されたときに二重否定の作成が回避されます。この例を使用するには、これをドキュメント レベルのプロジェクトの ThisDocument クラスから実行します。

Private Sub SetEquationBinaryOperatorBreak()
    Me.OMathBreakBin = Word.WdOMathBreakBin.wdOMathBreakBinRepeat
    Me.OMathBreakSub = Word.WdOMathBreakSub.wdOMathBreakSubPlusMinus
End Sub
private void SetEquationBinaryOperatorBreak()
{            
    this.OMathBreakBin = Word.WdOMathBreakBin.wdOMathBreakBinRepeat;
    this.OMathBreakSub = Word.WdOMathBreakSub.wdOMathBreakSubPlusMinus;
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

関連項目

DocumentBase クラス

Microsoft.Office.Tools.Word 名前空間