次の方法で共有


DocumentBase.CurrentRsid プロパティ

Microsoft Office Word が文書の変更に割り当てるランダムな番号を取得します。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Word
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Word.v4.0.Utilities (Microsoft.Office.Tools.Word.v4.0.Utilities.dll 内)

構文

'宣言
Public ReadOnly Property CurrentRsid As Integer
public int CurrentRsid { get; }

プロパティ値

型 : System.Int32
Microsoft Office Word が文書の変更に割り当てるランダムな番号。

解説

Options プロパティの StoreRSIDOnSave プロパティの設定が true の場合、文書が保存されるたびに、文書の比較と反映を容易にするためのランダムな番号が Word によって生成されます。このランダムな番号はテーブルに格納され、テーブルは、保存が行われるたびに更新されます。CurrentRsid プロパティは、Word が文書に割り当てた最後の番号を返します。

次のコード例では、CurrentRsid プロパティの値を示すメッセージ ボックスを表示します。その後、最初の段落にテキストを追加し、文書を保存して、CurrentRsid プロパティの変更後の値を示す 2 つ目のメッセージ ボックスを表示します。この例を使用するには、これをドキュメント レベルのプロジェクトの ThisDocument クラスから実行します。

Private Sub GetDocumentCurrentRsid()
    MessageBox.Show("CurrentRsid value before saving changes: " _
                    + Me.CurrentRsid.ToString())
    Me.Paragraphs(1).Range.Text = "Inserting some text..."
    Me.Save()
    MessageBox.Show("CurrentRsid value after saving changes: " _
                    + Me.CurrentRsid.ToString())
End Sub
private void GetDocumentCurrentRsid()
{
    MessageBox.Show("CurrentRsid value before saving changes: " 
        + this.CurrentRsid.ToString());
    this.Paragraphs[1].Range.Text = "Inserting some text...";
    this.Save();
    MessageBox.Show("CurrentRsid value after saving changes: " 
        + this.CurrentRsid.ToString());
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

関連項目

DocumentBase クラス

Microsoft.Office.Tools.Word 名前空間