Team Foundation ビルド サービスのインストール
ソフトウェア プロジェクトのビルドを自動化する場合は、Team Foundation Server の製品 DVD から Team Foundation ビルド サービスをインストールし、ビルド コンピューターを作成できます。ビルド コンピューターのセットアップが完了したら、コンパイルするコード プロジェクトに関する指示とその他のさまざまな構成を使用して、Visual Studio でビルド定義を作成できます。ただし、最初にビルド コンピューターをセットアップする必要があります。
インストール時に注意する必要がある最も重要なことは、最大のパフォーマンスを得るのに最適なハードウェアを選択することです (以下に推奨事項のリンクを示します)。チームが Windows アプリをビルドする場合、ビルド サービスを Windows 8 にインストールする必要があります。詳細については、Microsoft Web サイトの「Team Foundation ビルドを使用した Windows ストア アプリのビルドとテスト」を参照してください。Team Foundation ビルド サービスの初回構成時に選択する設定は、いずれもインストール後に変更できるため、正しい選択かどうかをあまり心配する必要はありません。Team Foundation ビルド サービス アーキテクチャとすべての可能なトポロジの詳細については、Microsoft Web サイトの「Team Foundation ビルド システムについて」を参照してください。
Team Foundation ビルド サービスを Team Foundation Server と同じコンピューターにインストールことは可能ですが、これは避けることをお勧めします。ビルドの実行中に Team Foundation Server のパフォーマンスが損なわれ、攻撃を受ける可能性が増大します。
ヒント |
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ビルド コンピューターを Team Foundation Server 2010 から最新のバージョンにアップグレードする場合、古いバージョンの Team Foundation ビルド サービスをすぐに削除する必要はありません。両方のバージョンを並行して実行できます。SSL でセキュリティ保護されている TFS インストールをアップグレードする場合は、SSL でセキュリティ保護されたアプリケーション層に接続しようとする前に、SSL ポートを使用するように新しいビルド サーバーを構成してください。詳細については、「HTTPS を使用するようにビルド構成を変更するには」を参照してください。 |
Team Foundation ビルド サービスをインストールするには
オペレーティング システムとハードウェアが、Team Foundation ビルド サービスの要件を満たしていることを確認します。既定では、Team Foundation ビルド サービスは、サービス アカウント (TFSBUILD) としてネットワーク サービスを使用します。Team Foundation サービスに接続する場合は、ホストされているサービスのセットアップに使用した Microsoft アカウントも必要になります。
詳細については、「Team Foundation ビルド サービスのシステム要件, Team Foundation Server のインストールに必要なアカウント」を参照してください。
製品 DVD から Team Foundation Server のインストールを実行し、ビルド サービス構成ウィザードを使用してインストールを構成します。このウィザードで、Team Foundation ビルド サービスがインストールおよび構成されます。
詳細については、「Team Foundation Server インストールの実行」と「Team Foundation Server 構成ツールを使用した Team Foundation ビルド サービスの構成」を参照してください。
ヒント |
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これらの手順に変更が加えられていないかどうかを確認するには、最新版の『Installation Guide for Team Foundation (Team Foundation インストール ガイド)』をダウンロードしてください。 |