WriteLinesToFile タスク
指定するアイテムのパスを、指定するテキスト ファイルに書き込みます。
タスク パラメーター
WriteLinestoFile タスクのパラメーターの説明を次の表に示します。
パラメーター |
Description |
---|---|
File |
必須の ITaskItem 型のパラメーターです。 アイテムの書き込み先のファイルを指定します。 |
Lines |
省略可能な ITaskItem[] 型のパラメーターです。 ファイルに書き込むアイテムを指定します。 |
Overwrite |
省略可能な Boolean 型のパラメーターです。 true に設定すると、ファイル内の既存の内容はすべて上書きされます。 |
Encoding |
省略可能な String 型のパラメーターです。 文字エンコーディング ("Unicode" など) を選択します。「Encoding」も参照してください。 |
解説
Overwrite が true の場合は、新しいファイルを作成し、内容をそのファイルに書き込んだ後、ファイルを閉じます。既存のターゲット ファイルは上書きされます。Overwrite が false の場合は、内容をターゲット ファイルに追加します。ターゲット ファイルがまだ存在しない場合は、ファイルが作成されます。
上記のパラメーター以外に、このタスクは TaskExtension クラスからパラメーターを継承します。このクラス自体は、Task クラスから継承されます。これらの追加のパラメーターの一覧とその説明については、「TaskExtension 基本クラス」を参照してください。
使用例
次の例では、WriteLinesToFile タスクを使用して、MyItems アイテム コレクション内のアイテムのパスを MyTextFile アイテム コレクションで指定されたファイルに書き込んでいます。
<Project xmlns="https://schemas.microsoft.com/developer/msbuild/2003">
<ItemGroup>
<MyTextFile Include="Items.txt"/>
<MyItems Include="*.cs"/>
</ItemGroup>
<Target Name="WriteToFile">
<WriteLinesToFile
File="@(MyTextFile)"
Lines="@(MyItems)"
Overwrite="true"
Encoding="Unicode"/>
</Target>
</Project>