マネージ デバッグ : プロパティの推奨設定
一部のプロパティは、すべてのマネージ デバッグ シナリオで同じように設定する必要があります。
プロパティの推奨設定を以下に示します。
ここに記載されていない設定は、マネージ プロジェクトの種類によって異なる場合があります。たとえば、[開始動作] は、Windows フォーム プロジェクトと ASP.NET プロジェクトとで設定が異なります。
[ビルド] タブ (C#) または [コンパイル] タブ (Visual Basic) の構成プロパティ
プロパティ名 |
設定 |
---|---|
[DEBUG 定数の定義] |
C# および F#: チェック ボックスをオンに設定します。これにより、アプリケーションで Debug クラスを使用できます。 |
[TRACE 定数の定義] |
C# および F#: チェック ボックスをオンに設定します。これにより、アプリケーションで Trace クラスを使用できます。 |
[コードの最適化] |
C#、F#、および Visual Basic: false に設定します。最適化されたコードは、生成された命令がソース コードと直接対応していないため、デバッグが困難です。プログラムで、最適化されたコードだけに現れるバグが見つかった場合は、この設定を有効にできます。[逆アセンブル] ウィンドウに表示されるコードは最適化されたソースから生成されているため、コード エディターに表示されるコードとは一致しない可能性があります。最適化されたコードをデバッグするには、[マイ コードのみ] をオフにする必要があります。「[NIB] 12/13 方法: マイ コードのみにステップ インする」を参照してください。 詳細については、「C# デバッグ構成のプロジェクト設定」または「Visual Basic デバッグ構成のプロジェクト設定」を参照してください。 |
[出力パス] |
bin\Debug\ に設定します。 |
[詳細コンパイル オプション] |
Visual Basic のみ。[詳細] をクリックして、次の表に示す詳細なプロパティを設定できるようにします。 |
[ビルドの詳細設定] ダイアログ ボックス
プロパティ名 |
設定 |
---|---|
[最適化を有効にする] |
上の表の [コードの最適化] オプションと同じ理由で false に設定します。 |
[デバッグ情報の生成] |
このチェック ボックスをオンにすると、コンパイル時に /DEBUG フラグが設定され、デバッグを円滑に実行するうえで必要な情報が生成されます。 |
[DEBUG 定数の定義] |
このチェック ボックスをオンにすると、DEBUG 定数が定義され、アプリケーションで Debug クラスを使用できるようになります。 |
[TRACE 定数の定義] |
このチェック ボックスをオンにすると、TRACE 定数が定義され、アプリケーションで Trace クラスを使用できるようになります。 |