VCCodeClass インターフェイス
VCCodeModel オブジェクト内の任意のクラス要素へのアクセスを提供するオブジェクト。
名前空間: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("6ADE0966-001E-4E3A-BA70-6871FF6292F1")> _
Public Interface VCCodeClass
[GuidAttribute("6ADE0966-001E-4E3A-BA70-6871FF6292F1")]
public interface VCCodeClass
[GuidAttribute(L"6ADE0966-001E-4E3A-BA70-6871FF6292F1")]
public interface class VCCodeClass
[<GuidAttribute("6ADE0966-001E-4E3A-BA70-6871FF6292F1")>]
type VCCodeClass = interface end
public interface VCCodeClass
VCCodeClass 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Access | この項目のアクセス属性を設定または取得します。 | |
Attributes | 親オブジェクトのすべての属性のコレクションを取得します。 | |
Bases | この項目が派生するクラスのコレクションを取得します。 | |
BodyText | 親オブジェクトの本体のテキストを取得または設定します。 | |
Children | このコード コンストラクターに含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
Classes | 親オブジェクトのクラスのコレクションを取得します。 | |
CodeModel | プロジェクトの VCCodeModel オブジェクトを取得します。 | |
Collection | このプロパティをサポートしているオブジェクトまたはこのコード コンストラクターに含まれているオブジェクトを含むコレクションを取得します。 | |
Comment | VCCodeClass に関連付けられたコメントを取得または設定します。 | |
DataTypeKind | ||
DeclarationText | 親オブジェクトの宣言を取得または設定します。 | |
DerivedTypes | このオブジェクトから派生したオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
DisplayName | 親オブジェクトのフル ネームを取得します。 | |
DocComment | 現在のコード モデル要素のドキュメント コメントを取得または設定します。 | |
DTE | トップ レベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
EndPoint | コード項目の終了位置であるエディット ポイントを取得します。 | |
EndPointOf | 親オブジェクトの終了点を取得します。 | |
Enums | 親オブジェクトの列挙値のコレクションを取得します。 | |
Events | 親オブジェクトのイベントのコレクションを取得します。 | |
Extender | 要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを取得します。 | |
ExtenderCATID | オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。 | |
ExtenderNames | オブジェクトで使用できる Extender の一覧を取得します。 | |
File | VCCodeClass が宣言されているファイルを取得します。 | |
FullName | オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。 | |
Functions | 親オブジェクトの関数のコレクションを取得します。 | |
ImplementedInterfaces | このオブジェクトによって実装されたインターフェイスのコレクションを取得します。 | |
InfoLocation | コード モデルの機能を取得します。 | |
IsAbstract | 項目を抽象項目として宣言するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
IsCaseSensitive | コード要素で大文字と小文字を区別するかどうかを示す値を取得します。 | |
IsCodeType | このオブジェクトから CodeType オブジェクトを取得できるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsDerivedFrom | オブジェクトが他のオブジェクトをベースにしているかどうかを示す値を取得します。 | |
IsFinal | ||
IsInjected | 属性またはマクロの展開によって、コード要素が挿入されたかどうかを示す値を取得します。 | |
IsManaged | VCCodeClass がマネージ オブジェクトかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
IsReadOnly | VCCodeClass オブジェクトを含むファイルが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。 | |
IsSealed | __sealed キーワードが親オブジェクトに適用されているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
IsTemplate | VCCodeClass オブジェクトがテンプレートであるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsValue | __value キーワードが VCCodeClass オブジェクトに適用されているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
IsZombie | VCCodeClass オブジェクトが存在するかどうかを示す値を取得します。 | |
Kind | オブジェクトの型を示す列挙値を取得します。 | |
Language | コードの作成に使用されたプログラミング言語を取得します。 | |
Location | VCCodeClass オブジェクトの宣言の位置を取得します。 | |
Maps | VCCodeClass オブジェクトのマップのコレクションを取得します。 | |
Members | この要素に含まれている項目のコレクションを取得します。 | |
Name | オブジェクトの名前を取得または設定します。 | |
Namespace | 親名前空間を定義するオブジェクトを取得します。 | |
Parent | 指定したオブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。 | |
Parts | ||
Picture | ユーザー インターフェイスでアイコンとして使用するピクチャ オートメーション オブジェクトを取得します。 | |
Project | オブジェクトに関連付けられている Project を取得します。 | |
ProjectItem | 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。 | |
Properties | 親オブジェクトのプロパティのコレクションを取得します。 | |
References | 現在、実装されていません。 | |
StartPoint | コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
StartPointOf | 親オブジェクトの開始点を返します。 | |
Structs | VCCodeClass オブジェクトの構造体要素のコレクションを取得します。 | |
TemplateParameters | クラス テンプレートに含まれるパラメーターのコレクションを取得します。 | |
Templatizations | インフラストラクチャ。マイクロソフト内部でのみ使用します。 | |
Typedefs | 親オブジェクトの VCCodeTypedef 要素のコレクションを取得します。 | |
Unions | VCCodeClass オブジェクトの VCCodeUnion 要素のコレクションを取得します。 | |
Variables | VCCodeClass オブジェクトの変数のコレクションを取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AddAttribute | 新しい属性コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddBase | 継承したオブジェクトのリストに項目を追加します。 | |
AddClass | 新しいクラス コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddDelegate | 新しいデリゲート コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddEnum | 新しい列挙コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddEvent | インフラストラクチャ。マイクロソフト内部でのみ使用します。 | |
AddFunction | 新しい関数コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddImplementedInterface | 継承したオブジェクトのリストにインターフェイスを追加します。 | |
AddMap | 親オブジェクトにマップ エントリを追加します。 | |
AddProperty | 新しいプロパティ コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddStruct | 新しい構造体コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddTemplateParameter | テンプレート定義にパラメーターを追加します。 | |
AddTypedef | 親オブジェクトに Typedef ステートメントを追加します。 | |
AddUnion | 親オブジェクトに union ステートメントを追加します。 | |
AddVariable | 新しい変数コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
GetEndPoint | コード要素定義の末尾を示す TextPoint オブジェクトを返します。 | |
GetStartPoint | コード要素定義の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを返します。 | |
IsSelf | 指定されたコード要素が親コード要素と同一かどうかを判断します。 | |
RemoveBase | ベースのリストからオブジェクトを削除します。 | |
RemoveInterface | 実装されているインターフェイスのリストからインターフェイスを削除します。 | |
RemoveMember | メンバー コード構成を削除します。 | |
RemoveTemplateParameter | テンプレート定義からパラメーターを削除します。 | |
ValidateMember | 指定された名前が、親オブジェクトのコンテキスト内で指定されている種類に適した有効な C++ の名前かどうかを検証します。 | |
ValidateMemberName |
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解説
VCCodeClass オブジェクトを使用すると、既存の Visual C++ IDE ソリューションにおいて、クラス レベルでコード モデル機能を使用できます。主にこのオブジェクトは、プロジェクト内でアクセスできるクラス要素を変更するために使用します。
[!メモ]
このオブジェクトの機能の大部分は、Visual Studio の CodeClass オブジェクトによって提供されます。詳細については、CodeClass オブジェクトを参照してください。
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
例
Sub GetClass()
Dim vcCM as VCCodeModel
Dim vcClass as VCCodeClass
vcCM = DTE.Solution.Item(1).CodeModel
vcClass = vcCM.Classes.Find("CAboutDlg")
End Sub