VCCodeEnum インターフェイス
ソリューションのソース コード内の列挙型コード要素を表すオブジェクト。
名前空間: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("4168E3A4-D5CB-4F05-BEDA-688C1B0D8EE0")> _
Public Interface VCCodeEnum
[GuidAttribute("4168E3A4-D5CB-4F05-BEDA-688C1B0D8EE0")]
public interface VCCodeEnum
[GuidAttribute(L"4168E3A4-D5CB-4F05-BEDA-688C1B0D8EE0")]
public interface class VCCodeEnum
[<GuidAttribute("4168E3A4-D5CB-4F05-BEDA-688C1B0D8EE0")>]
type VCCodeEnum = interface end
public interface VCCodeEnum
VCCodeEnum 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Access | この項目のアクセス属性を取得または設定します。 | |
Attributes | 親オブジェクトのすべての属性のコレクションを取得します。 | |
Bases | この項目が派生するクラスのコレクションを取得します。 | |
BodyText | 親オブジェクトの本体のテキストを取得または設定します。 | |
Children | このコード コンストラクターに含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
CodeModel | プロジェクトの VCCodeModel を取得します。 | |
Collection | このプロパティをサポートしているオブジェクトまたはこのコード コンストラクターに含まれているオブジェクトを含むコレクションを取得します。 | |
Comment | コード要素に関連付けられたコメントを取得または設定します。 | |
DeclarationText | 親オブジェクトの宣言を取得または設定します。 | |
DerivedTypes | このオブジェクトから派生したオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
DisplayName | 親オブジェクトのフル ネームを取得します。 | |
DocComment | 現在のコード モデル要素のドキュメント コメントを取得または設定します。 | |
DTE | トップ レベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
EndPoint | コード項目の終了位置であるエディット ポイントを取得します。 | |
EndPointOf | 親オブジェクトの終了点を返します。 | |
Extender | 要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを取得します。 | |
ExtenderCATID | オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。 | |
ExtenderNames | オブジェクトで使用できる Extender の一覧を取得します。 | |
File | 親オブジェクトが宣言されたファイルを取得します。 | |
FullName | オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。 | |
InfoLocation | コード モデルの機能を説明します。 | |
IsCaseSensitive | コード要素で大文字と小文字を区別するかどうかを示す値を取得します。 | |
IsCodeType | このオブジェクトから CodeType オブジェクトを取得できるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsDerivedFrom | オブジェクトが他のオブジェクトをベースにしているかどうかを示す値を取得します。 | |
IsInjected | 属性またはマクロの展開によって、コード要素が挿入されたかどうかを示す値を取得します。 | |
IsManaged | 親オブジェクトがマネージ オブジェクトかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
IsReadOnly | 親オブジェクトを含むファイルが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。 | |
IsValue | __value キーワードが親オブジェクトに適用されているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
IsZombie | VCCodeEnum オブジェクトが存在するかどうかを示す値を取得します。 | |
Kind | オブジェクトの型を示す列挙値を取得します。 | |
Language | コードの作成に使用されたプログラミング言語を取得します。 | |
Location | オブジェクトの宣言の位置を取得します。 | |
Members | この要素に含まれている項目のコレクションを取得します。 | |
Name | オブジェクトの名前を取得または設定します。 | |
Namespace | 名前空間を定義するオブジェクトを取得します。 | |
Parent | VCCodeEnum オブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。 | |
Picture | ユーザー インターフェイスでアイコンとして使用するピクチャ オートメーション オブジェクトを取得します。 | |
Project | オブジェクトに関連付けられている Project オブジェクトを取得します。 | |
ProjectItem | 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。 | |
References | 現在、実装されていません。 | |
StartPoint | コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
StartPointOf | 親オブジェクトの開始点を取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AddAttribute | 新しい属性コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddBase | 継承したオブジェクトのリストに項目を追加します。 | |
AddMember | 新しいメンバー コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
GetEndPoint | コード要素定義の末尾を示す TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
GetStartPoint | コード要素定義の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
IsSelf | 指定されたコード要素が親コード要素と同一かどうかを判断します。 | |
RemoveBase | ベースのリストからオブジェクトを削除します。 | |
RemoveMember | メンバー コード構成を削除します。 | |
ValidateMember | 指定された名前が、親オブジェクトのコンテキスト内で指定されている種類に適した有効な C++ の名前かどうかを検証します。 | |
ValidateMemberName |
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解説
このオブジェクトが持つ機能の大部分は、Visual Studio の CodeEnum オブジェクトによって提供されます。
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
例
この例は、CAboutDlg クラスの最初の列挙体で使用される変数を表示します。ここでは、列挙体を持つ CAboutDlg クラスが存在するものと仮定します。
Sub GetEnums()
Dim vcCM As VCCodeModel
Dim vcEnum As VCCodeEnum
Dim vcVariable As VCCodeVariable
vcCM = DTE.Solution.Item(1).CodeModel
vcEnum = vcCM.Classes.Item("CAboutDlg").Enums.Item(1)
For Each vcVariable In vcEnum.Members
MsgBox(vcVariable.DisplayName)
Next
End Sub