VCCodeNamespace インターフェイス
ソリューションのソース コード内の名前空間要素を表すオブジェクト。
名前空間: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("104919CC-1F53-460D-94F0-602C197F2C6D")> _
Public Interface VCCodeNamespace
[GuidAttribute("104919CC-1F53-460D-94F0-602C197F2C6D")]
public interface VCCodeNamespace
[GuidAttribute(L"104919CC-1F53-460D-94F0-602C197F2C6D")]
public interface class VCCodeNamespace
[<GuidAttribute("104919CC-1F53-460D-94F0-602C197F2C6D")>]
type VCCodeNamespace = interface end
public interface VCCodeNamespace
VCCodeNamespace 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
BodyText | オブジェクトの本体テキストを取得または設定します。 | |
Children | このコード コンストラクターに含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
Classes | オブジェクトのクラスのコレクションを取得します。 | |
CodeModel | プロジェクトの VCCodeModel オブジェクトを取得します。 | |
Collection | このプロパティをサポートしているオブジェクトまたはこのコード コンストラクターに含まれているオブジェクトを含むコレクションを取得します。 | |
Comment | コード要素に関連付けられたコメントを取得または設定します。 | |
DeclarationText | オブジェクトの宣言を取得または設定します。 | |
DialogClasses | ||
DisplayName | この出力グループのユーザー インターフェイスに使用されている名前を取得します。 | |
DocComment | 現在のコード モデル要素のドキュメント コメントを取得します。 | |
DTE | トップ レベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
EndPoint | コード項目の終了位置であるエディット ポイントを取得します。 | |
EndPointOf | 親オブジェクトの終了点を返します。 | |
Enums | オブジェクトの列挙値のコレクションを取得します。 | |
Extender | 要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを返します。 | |
ExtenderCATID | オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。 | |
ExtenderNames | オブジェクトで使用できる Extender の一覧を取得します。 | |
File | オブジェクトが宣言されているファイルを取得します。 | |
FullName | オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。 | |
Functions | オブジェクトの関数のコレクションを取得します。 | |
InfoLocation | コード モデルの機能を取得します。 | |
Interfaces | オブジェクトのインターフェイスのコレクションを取得します。 | |
IsCaseSensitive | コード要素が大文字、小文字を区別するかどうかを取得します。 | |
IsCodeType | このオブジェクトから CodeType オブジェクトを取得できるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsInjected | コード要素が、属性またはマクロの展開によって挿入されたかどうかを取得します。 | |
IsReadOnly | オブジェクトを含んでいるファイルが読み取り専用かどうかを取得します。 | |
IsZombie | オブジェクトが存在するかどうかを取得します。 | |
Kind | オブジェクトの型を示す列挙値を取得します。 | |
Language | コードの作成に使用されたプログラミング言語を取得します。 | |
Location | オブジェクトの宣言の位置を返します。 | |
Macros | オブジェクトのマクロ (#define ステートメント) のコレクションを取得します。 | |
Maps | オブジェクトのマップのコレクションを取得します。 | |
Members | この要素に含まれている項目のコレクションを取得します。 | |
Name | オブジェクトの名前を取得または設定します。 | |
Namespaces | オブジェクトの名前空間のコレクションを取得します。 | |
Parent | 指定したオブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。 | |
Picture | ユーザー インターフェイスでアイコンとして使用するピクチャ オートメーション オブジェクトを取得します。 | |
Project | オブジェクトに関連付けられている Project オブジェクトを取得します。 | |
ProjectItem | 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。 | |
References | 現在、実装されていません。 | |
StartPoint | コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
StartPointOf | オブジェクトの開始点を取得します。 | |
Structs | オブジェクトの構造体要素のコレクションを取得します。 | |
Typedefs | オブジェクトの Typedef 要素のコレクションを取得します。 | |
Unions | オブジェクトの union 要素のコレクションを取得します。 | |
Variables | オブジェクトの変数のコレクションを取得します。 |
このページのトップへ
メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AddClass | 新しいクラス コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddDelegate | 新しいデリゲート コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddEnum | 新しい列挙コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddFunction | 新しい関数コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddInterface | 新しいインターフェイス コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddMap | オブジェクトにマップを追加します。 | |
AddNamespace | 新しい名前空間コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddStruct | 新しい構造体コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddTypedef | オブジェクトに typedef ステートメントを追加します。 | |
AddUnion | オブジェクトに union ステートメントを追加します。 | |
AddVariable | 新しい変数コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
GetEndPoint | コード要素定義の末尾を示す TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
GetStartPoint | コード要素定義の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
IsSelf | 指定したコード要素が他のコード要素と同じかどうかを確認します。 | |
Remove | 指定されたプロジェクトをソリューションから削除します。 | |
ValidateMember | 指定された名前が、オブジェクトのコンテキスト内で指定されている種類に適した有効な C++ の名前かどうかを検証します。 | |
ValidateMemberName |
このページのトップへ
解説
VCCodeNamespace オブジェクトは、名前空間の宣言を表し、VCCodeElement オブジェクトのスーパーセットです。
[!メモ]
このオブジェクトの機能の大部分は、Visual Studio の CodeNamespace オブジェクトによって提供されます。詳細については、CodeNamespace オブジェクトを参照してください。
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
例
この例は、現在のソリューションの名前空間を取得し、メッセージ ボックスに各名前空間の名前を表示します。
Sub AllNamespaces()
Dim codeModel As VCCodeModel
codeModel = DTE.Solution.Item(1).CodeModel
Dim namespace As VCCodeNamespace
For Each namespace In codeModel.Namespaces
MsgBox(namespace.DisplayName)
Next
End Sub