Team Foundation Server への Microsoft Office ドキュメントの接続
Office Excel または Office Project を使用して Team Foundation 作業項目の追加や変更を行うには、Visual Studio Team Foundation Server を実行している適切なサーバー インスタンスにワークシートやプロジェクト計画を接続し、チーム プロジェクトをホストしているプロジェクト コレクションを選択する必要があります。この接続を確立すると、ドキュメントに適切なチーム プロジェクトが検索され、ドキュメントが接続されて情報が交換されます。チーム エクスプローラーで開かれるドキュメントを作成すると、ドキュメントはチーム プロジェクトに自動的に接続されます。Office Excel または Office Project で開かれるドキュメントを作成すると、チーム プロジェクトへの接続は手動で確立する必要があります。
Office Excel または Office Project のドキュメントの作業項目が含まれているチーム プロジェクトを同じ Team Foundation Server インスタンスの別のチーム プロジェクト コレクションに移動する場合、ドキュメントは自動的に再接続されます。ただし、チーム プロジェクトを別の Team Foundation Server インスタンスに移動する場合は、ドキュメントで定義された作業項目が含まれているチーム プロジェクトを格納しているサーバーに、ドキュメントを手動で再接続する必要があります。
[!メモ]
Visual Studio のエディションをインストールし、 Office Excel か Office Projectを使用して Team Foundation Server に接続するには、最初に チーム エクスプローラーをインストールします。 Microsoft Web サイトから: チーム エクスプローラー をインストールする方法の詳細については、を参照してください。 Team Foundation のインストール ガイド。
このトピックの内容
Office ドキュメントのチーム プロジェクトへの接続
別のチーム プロジェクトまたは Team Foundation Server へのドキュメントの再接続
必要なアクセス許可
これらの手順を実行するには、読み取りユーザー グループのメンバーであるか、または [このノードの作業項目を表示します] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
Office ドキュメントのチーム プロジェクトへの接続
Office Excel または Office Project をチーム プロジェクトに接続するには
次のいずれかのタスクを実行します。
Office Excel で新しいブックを開き、[チーム] タブをクリックします。
[作業項目] の [新しい一覧] をクリックします。
[チーム プロジェクトへ接続] ダイアログ ボックスが表示された場合は、ワークシートは Team Foundation Server に接続されていないので、残りの手順を続行する必要があります。
[新しい一覧] ダイアログ ボックスが表示された場合は、ワークシートは Team Foundation Server に既に接続されているので、残りの手順をスキップできます。
Office Project で、[ガント チャート]、[タスク入力]、[タスク配分状況]、または [タスク シート] のうち、いずれかのビューに切り替えます。
[チーム] メニューの [チーム プロジェクトの選択] をクリックします。
[チーム プロジェクトの選択] が使用できず、[チーム] メニューの他のコマンドが使用できる場合は、プロジェクト計画は既に Team Foundation Server に接続されています。残りの手順をスキップできます。
[Team Foundation Server の選択] ボックスで、作業項目を取得するチーム プロジェクトを含むサーバーの名前をクリックします。
一覧の中にサーバーが表示されない場合は、次の手順を実行します。
[サーバー] をクリックし、[追加] をクリックします。
[Team Foundation Server 名] ボックスに、接続するサーバー名を入力します。
Team Foundation Server が、既定 (8080) 以外のポート番号を使用してクライアント プログラムと通信する場合は、[ポート番号] ボックスに適切なポート番号を入力し、[OK] をクリックします。
[閉じる] をクリックします。
[ディレクトリ] で、チーム プロジェクトをホストするプロジェクト コレクションの名前をクリックします。
[チーム プロジェクト] ボックスで、目的の作業項目を含むチーム プロジェクトの名前をクリックし、[OK] をクリックします。
これで、ワークシートまたはプロジェクト計画が、指定したサーバーのチーム プロジェクトに接続されます。
Office Excel の場合: 作業項目の一覧を作成し、作業項目データベースからの作業項目の取得、または作業項目の作成や変更をここで行うことができます。作業項目の一覧を作成する方法については、「Microsoft Excel を使用した作業項目の作成、オープン、および変更」を参照してください。
Office プロジェクトの場合: Team Foundation フィールドが Office Project タスク シートに表示されます。Office Project ビューは、Team System ガントです。プロジェクト計画を作成する方法の詳細については、「Team Foundation 作業項目からの Microsoft Project 計画の作成」を参照してください。
別のチーム プロジェクト コレクションへのドキュメントの接続
別のチーム プロジェクト コレクションにドキュメントを接続するには
別のチーム プロジェクト コレクションに再接続するドキュメントを開き、次のいずれかの手順を実行します。
Office Excel を使用している場合は、[チーム] タブの [作業項目] の [構成] をクリックし、[サーバーの接続] をクリックします。
Office Project を使用している場合は、[チーム] メニューの [サーバー接続の構成] をクリックします。
[Team Foundation Server インスタンスへのドキュメントの再接続] ダイアログ ボックスが表示されます。
ドキュメントに作業項目を含むチーム プロジェクトが別のチーム プロジェクト コレクションまたはサーバー インスタンスに移動されている場合にのみ、[OK] をクリックします。それ以外の場合は、[キャンセル] をクリックします。
[チーム プロジェクト コレクションへのドキュメントの再接続] ウィンドウで、ドキュメントの再接続先となるチーム プロジェクトを含むサーバーの名前をクリックします。チーム プロジェクト コレクションには、ワークシートまたはプロジェクト計画に定義されている作業項目が含まれている必要があります。
一覧の中にサーバーが表示されない場合は、次の手順を実行します。
[サーバー] をクリックし、[追加] をクリックします。
[Team Foundation Server 名] ボックスに、接続するサーバー名を入力します。
Team Foundation Server が、既定 (8080) 以外のポート番号を使用してクライアント プログラムと通信する場合は、[ポート番号] ボックスに適切なポート番号を入力し、[OK] をクリックします。
[閉じる] をクリックします。
[ディレクトリ] で、チーム プロジェクトをホストするプロジェクト コレクションの名前をクリックします。
[チーム プロジェクト] ボックスで、ワークシートまたはプロジェクト計画に定義されている作業項目を含むチーム プロジェクトの名前をクリックし、[OK] をクリックします。
これで、ワークシートまたはプロジェクト計画が、指定したサーバーのチーム プロジェクトに再接続されます。
ローカル コンピューターにドキュメントを保存します。
[!メモ]
ドキュメントは特定のチーム プロジェクトにバインドされ、他のチーム プロジェクトに再接続することはできません。
参照
処理手順
オフライン作業と Team Foundation Server への再接続
概念
Team Foundation Server にバインドされた Microsoft Excel を使用することによる作業項目の管理
Microsoft Project を使用したタスクのスケジュール設定およびリソースの割り当て
Team Foundation Server に接続している Microsoft Excel および Microsoft Project での作業
その他の技術情報
Microsoft Project および Team Foundation を使用してタスクの進捗管理を行う場合のヒントおよび操作上の相違点