方法 : サンプリング イベントを選択する
既定では、Visual Studio プロファイル ツールは、プロファイリングされたプロセスによって使用されるプロセッサ サイクルの数として指定された間隔でパフォーマンス データを収集します。1 つの間隔における既定のサイクル数は 10,000,000 です。これは、1 GHz のコンピューターではおよそ 0.01 秒になります。間隔のサイクル数を変更したり、サンプル イベントを変更したりできます。次のサンプル イベントを使用できます。
クロック サイクル - CPU バインドの問題
ページ フォールト - メモリ関連の問題
システム コール - I/O 関連の問題
パフォーマンス カウンター - 低レベルのパフォーマンスの問題に関する CPU カウンター
重要 |
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サンプリング メソッドを使用して .NET メモリ データ (割り当てかオブジェクトの有効期間、またはその両方) を収集している場合、ユーザーが指定したサンプリング イベントはすべて無視され、適切なメモリの割り当てイベントかガベージ コレクション イベント、またはその両方を使用してデータが収集されます。 |
サンプル イベントを選択するには
パフォーマンス エクスプローラーで、パフォーマンス セッションを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[プロパティ ページ] で、[サンプリング] プロパティをクリックします。
[サンプル イベント] ボックスの一覧で、アプリケーションのプロファイリングに使用するサンプル イベントを選択します。
[!メモ]
[使用可能なパフォーマンス カウンター] は、[サンプル イベント] ボックスの一覧の [パフォーマンス カウンター] を選択した場合のみ有効です。
[パフォーマンス カウンター] を選択した場合、[使用可能なパフォーマンス カウンター] ツリー ビュー コントロールから、特定の CPU カウンターを選択します。
[Portable Events] (汎用性のあるイベント) ノードのカウンターは、すべての種類のプロセッサで使用できます。
[Platform Events] (プラットフォーム イベント) ノードのカウンターは、現在のコンピューター上のプロセッサに固有であるため、他の種類のプロセッサでは使用できない場合があります。
サンプル イベントを選択すると、[サンプリング間隔] ボックスに既定のサンプリング間隔の値が表示されます。必要に応じて、値をテキスト ボックスに入力することもできます。