データセットのデータの編集

[アーティクル]
02/21/2013

DataSet のデータ編集は、データセットを形成する個々の DataTable オブジェクトの実際のデータを操作するプロセスです。データテーブルのデータは通常のデータベーステーブルのデータを編集する場合と同様に編集でき、このプロセスにはテーブルのレコードの挿入、更新、および削除が含まれます。

実際のデータ変更の他に、DataTable にクエリを実行し、個別の行、特定のバージョンの行 (Original、Proposed)、変更された行のみ、およびエラーが発生した行のみなどの特定のデータ行を返すこともできます。

データテーブルの一般的なタスク

次の表に、データセットのデータを編集してクエリを実行することに関する一般的なタスクへのリンクを示します。

タスク	Description
データテーブルに新規レコードを挿入する	DataRow を新規作成し、テーブル行のコレクションに追加します。詳細については、「方法 : DataTable に行を追加する」を参照してください。
データテーブルの既存のレコードを更新する	データ行の特定の列に値を直接代入します。詳細については、「方法 : DataTable の行を編集する」を参照してください。
データテーブルから既存のレコードを削除する	テーブルから削除するデータ行の Delete メソッドを呼び出します。詳細については、「方法 : DataTable の行を削除する」を参照してください。
データテーブルの変更されたレコードを特定する	データテーブルの GetChanges メソッドを呼び出します。詳細については、「方法 : 変更された行を取得する」を参照してください。
データテーブルの行の異なるバージョンにアクセスする	参照する DataRowVersion を渡してデータ行の個々の列にアクセスします。詳細については、「方法 : 特定のバージョンの DataRow を取得する」を参照してください。
データテーブルでエラーがある行を特定する	データテーブルの HasErrors プロパティを確認します。詳細については、「方法 : エラーが発生している行を探す」を参照してください。