XML データの使用
XML とその関連技術は、Microsoft Visual Studio でのデータ処理において大きな役割を果たしています。Visual Studio には、XML、XSLT、および XML スキーマの操作を容易にするツールと機能が含まれています。
XML エディター
XML エディターは、XML ドキュメントの編集に使用します。このエディターは、XML 1.0 の完全構文チェック、入力中のスキーマ検証、コードの色分け表示、および IntelliSense を提供します。スキーマまたはドキュメント型定義が提供された場合は IntelliSense によって使用され、使用可能な要素と属性が一覧で示されます。
次のような機能も含まれています。
スキーマから生成されるスニペットを含めた、XML スニペットのサポート。
要素の展開と折りたたみが可能なドキュメントのアウトライン表示。
XSLT 変換を実行し、結果をテキスト、XML、または HTML で表示する機能。
XML インスタンス ドキュメントから XML スキーマ定義言語 (XSD) スキーマを生成する機能。
IntelliSense サポートを含めた、XSLT スタイル シートの編集のサポート。
XML スキーマ エクスプローラー
XML スキーマ デザイナー
XML スキーマ デザイナーは Microsoft Visual Studio 2010 および XML エディターに統合されており、これを使用すると、XML スキーマ定義言語 (XSD) スキーマの操作が可能になります。
XSLT のデバッグ
Visual Studio は XSLT スタイル シートのデバッグをサポートしています。デバッガーを使用すると、XSLT スタイル シート内のブレークポイントの設定や、コードから XSLT スタイル シートへのステップ インなどが可能になります。
注 |
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XSLT のデバッグは、Professional Edition および Team Edition で使用できます。 |
このセクションの内容
XML エディター
XML エディターについて紹介します。XML スキーマ デザイナー
XML スキーマ デザイナーと、XML スキーマ定義言語 (XSD) スキーマを使用した操作について説明します。
関連項目
XSLT のデバッグ
Visual Studio デバッガーを使用してスタイル シートをデバッグする方法について説明します。XML 標準のリファレンス
XML、ドキュメント型定義 (DTD)、XML スキーマ定義言語 (XSD)、および XSLT を含む XML 技術に関する情報を提供します。データセット デザイナー
データセットを作成するための設計時のツールについて説明します。XML Web Services in Managed Code
XML Web サービスを作成して配置する方法と、XML Web サービスにアクセスする方法について説明します。