/gcg コマンド
サーバー レベルまたはコレクション レベルのグループを作成するには、/gcg コマンドを使用します。ユーザー インターフェイスを使用してサーバー レベルまたはコレクション レベルのグループを作成する方法については、「ユーザー、グループ、およびアクセス許可の構成」を参照してください。
必要なアクセス許可
/gcg コマンドを使用するには、そのチーム プロジェクトの [プロジェクトレベル情報を編集します] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
TFSSecurity /gcg GroupName [GroupDescription] [/collection:CollectionURL] [/server:ServerURL]
パラメーター
引数 |
説明 |
---|---|
GroupName |
グループの名前。 |
GroupDescription |
グループの説明。省略可能。 |
/collection:CollectionURL |
/server を使用しない場合は、必ず指定します。チーム プロジェクト コレクションの URL を http://ServerName:Port/VirtualDirectoryName/CollectionName の形式で指定します。 |
/server:ServerURL |
/collection を使用しない場合は、必ず指定します。アプリケーション層サーバーの URL を http://ServerName:Port/VirtualDirectoryName の形式で指定します。 |
解説
このコマンドは、Team Foundation のアプリケーション層サーバーで実行します。
サーバー レベルのグループはアプリケーション層で直接作成され、すべてのチーム プロジェクト コレクションに適用されます。コレクション レベルのグループは、チーム プロジェクト コレクション レベルで作成されます。コレクション レベルのグループはそのコレクションに適用され、コレクション内のすべてのチーム プロジェクトに影響を与えます。これに対し、チーム プロジェクト グループは、コレクション内の特定のプロジェクトに適用され、同じコレクション内の他のプロジェクトには適用されません。サーバー レベルのグループにアクセス許可を割り当てると、それらのグループのメンバーが、Team Foundation Server (TFS) 自体でチーム プロジェクト コレクションの作成などのタスクを実行できるようになります。コレクション レベルのグループにアクセス許可を割り当てると、それらのグループのメンバーが、チーム プロジェクト コレクション全体でユーザーの管理などのタスクを実行できるようになります。
[!メモ]
/gcg コマンドは、グループの作成には使用できますが、グループにユーザーを追加したり、アクセス許可を割り当てたりすることはできません。グループのメンバーシップの変更方法については、「/g+ コマンド」および「/g- コマンド」を参照してください。グループのアクセス許可の変更方法については、「/a+ コマンド」および「/a- コマンド」を参照してください。
使用例
次の例では、"Datum Testers" という名前のコレクション レベルのグループを作成し、"A. Datum Corporation Testers" という説明を設定します。
[!メモ]
これらの例は、例示のみを目的としており、架空のものです。実際のものとは一切関係ありません。
>TFSSecurity /gcg "Datum Testers" "A. Datum Corporation Testers" /collection:CollectionURL
次の例では、"Datum Auditors" という名前のサーバー レベルのグループを作成し、"A. Datum Corporation Auditors" という説明を設定します。
>TFSSecurity /gcg "Datum Auditors" "A. Datum Corporation Auditors" /server:ServerURL