db_source
データ ソースへの接続を作成します。
[ db_source(
db_source,
name,
hresult
) ]
パラメーター
db_source
データ ソースに接続するための接続文字列。接続文字列の形式についてはMicrosoft Data Access Components SDK 接続文字列データ リンク を (MDAC) 参照してください。名前 (省略可能)
クラスの db_source を使用する場合 は そのフィールドに適用される db_source の属性を持つデータ ソース オブジェクトのインスタンスです (例 1) を参照してください。メソッドの実装で db_source のインラインを使用する場合 は データ ソースにアクセスするために使用できるメソッドのローカル変数 () (2) 例を参照してください。db_command の source_name のパラメーターとデータ ソースにコマンドを関連付ける場合はこの 名前を 渡します。hresult (省略可能)
このデータベース コマンドの HRESULT を受け取る変数を識別します。変数がない場合は属性によって自動的に挿入されます。
解説
db_source はOLE DB コンシューマーがデータ ソースとともに接続を表す は CSession です。 のオブジェクトと CDataSource を作成します。
クラスの db_source を使用するとCSession のオブジェクトがクラスのメンバーになります。
メソッドで db_source を使用すると挿入されたコードはメソッドのスコープ内で実行されCSession のオブジェクトはローカル変数として作成されます。
db_source はクラスまたはメソッド内でデータ ソースのプロパティを追加します。(source_name のパラメーターとして db_source 名パラメーターを 受け取る場合は db_command とともに使用されます。
コンシューマー属性プロバイダーがクラスにこの属性を適用するとコンパイラは YourClassName はクラスを受け取るとコンパイラは_YourClassNameAccessor から派生 YourClassName と いうクラスを作成する名前です _YourClassNameAccessor にクラスの名前を変更します。[クラス ビュー] でこれらのクラスを参照してください。
アプリケーションで使用するこの属性の例のサンプル AtlAgent と MultiRead を参照してください。
使用例
このサンプルではNorthwind データベースを使用してデータ ソース ds への接続を作成するにはクラスの db_source を呼び出します。ds は CMyCommand のクラスによって内部的に使用できるデータ ソースのハンドルです。
// db_source_1.cpp
// compile with: /LD
#include <atlbase.h>
#include <atlplus.h>
#include <atldbcli.h>
[
db_source(L"my_connection_string", name="ds"),
db_command(L"select * from Products")
]
class CMyCommand {};
必要条件
属性コンテキスト
対象 |
クラス struct のメンバーはローカル メソッド |
複数回の適用 |
Ｘ |
必要な属性 |
なし |
無効な属性 |
なし |
属性コンテキストの詳細については、「属性コンテキスト」を参照してください。