リソース ファイル (C++)
リソースとは、ユーザーに情報を提供するインターフェイス要素です。ビットマップ、アイコン、ツール バー、およびカーソルは、すべてリソースです。一部のリソースは、メニューの選択やダイアログ ボックスへのデータ入力などの操作を実行するために使用できます。
詳細については、「リソース ファイルの操作」を参照してください。
ファイル名 |
ディレクトリの場所 |
ソリューション エクスプローラーでの場所 |
Description |
---|---|---|---|
Projname.rc |
Projname |
ソース ファイル |
プロジェクト用のリソース スクリプト ファイル。リソース スクリプト ファイルの内容は、プロジェクトの種類、およびプロジェクトに対して選択したサポート (ツール バー、ダイアログ ボックス、HTML など) に応じて異なります。ファイルの内容は以下のとおりです。
リソース ファイルには、Microsoft Foundation Class の標準リソース用の Afxres.rc ファイルも定義されています。 |
Resource.h |
Projname |
ヘッダー ファイル |
プロジェクトが使用するリソースが定義されたリソース ヘッダー ファイル。 |
Projname.rc2 |
Projname\res |
ソース ファイル |
プロジェクトが使用する追加のリソースが含まれるスクリプト ファイル。.rc2 ファイルは、プロジェクトの .rc ファイルの先頭にインクルードできます。 .rc2 ファイルは、複数の異なるプロジェクトで使用するリソースをインクルードするのに便利です。リソースを .rc2 ファイルに組み込み、.rc2 ファイルを主要な .rc ファイルにインクルードすると、プロジェクトごとに同じリソースを繰り返し作成する必要がありません。 |
Projname.def |
Projname |
ソース ファイル |
DLL プロジェクトの場合は、プロジェクトのモジュール定義ファイル。コントロールの場合は、コントロールの名前と説明、およびランタイム ヒープのサイズが含まれます。 |
Projname.ico |
Projname\res |
リソース ファイル |
プロジェクトまたはコントロール用のアイコン ファイル。アプリケーションを最小化すると、このアイコンが表示されます。これは、アプリケーションの [バージョン情報] ボックスにも使用されます。既定では、MFC と ATL にはそれぞれ MFC アイコンと ATL アイコンが用意されています。 |
ProjnameDoc.ico |
Projname\res |
リソース ファイル |
ドキュメント/ビュー アーキテクチャのサポートが含まれる MFC プロジェクト用のアイコン ファイル。 |
Toolbar.bmp |
Projname\res |
リソース ファイル |
アプリケーションやコントロールをツール バーやパレットに表示するためのビットマップ ファイル。このビットマップは、プロジェクトのリソース ファイルにインクルードされます。初期ツール バーと初期ステータス バーは、CMainFrame クラスで生成されます。 |
ribbon.mfcribbon-ms |
Projname\res |
リソース ファイル |
リボンのボタン、コントロール、および属性を定義する XML コードを含むリソース ファイルです。詳細については、「リボン デザイナー (MFC)」を参照してください。 |