Breakpoint2 インターフェイス
プログラムでブレークポイントを操作するために使用するプロパティとメソッドを格納します。
名前空間: EnvDTE80
アセンブリ: EnvDTE80 (EnvDTE80.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("FBC8D85A-E449-4CB3-B026-F7808DEB7792")> _
Public Interface Breakpoint2 _
Inherits Breakpoint
[GuidAttribute("FBC8D85A-E449-4CB3-B026-F7808DEB7792")]
public interface Breakpoint2 : Breakpoint
[GuidAttribute(L"FBC8D85A-E449-4CB3-B026-F7808DEB7792")]
public interface class Breakpoint2 : Breakpoint
[<GuidAttribute("FBC8D85A-E449-4CB3-B026-F7808DEB7792")>]
type Breakpoint2 =
interface
interface Breakpoint
end
public interface Breakpoint2 extends Breakpoint
Breakpoint2 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
BreakWhenHit | ブレークポイントが検出された時点でプログラムを中断するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
Children | (Breakpoint から継承されます。) | |
Children | すべての Breakpoint2 子オブジェクトのコレクションを取得します。 | |
Collection | (Breakpoint から継承されます。) | |
Collection | すべての Breakpoint2 オブジェクトが含まれているコレクションを取得します。 | |
Condition | (Breakpoint から継承されます。) | |
Condition | ブレークポイントをトリガーする条件を取得します。 | |
ConditionType | (Breakpoint から継承されます。) | |
ConditionType | ブレークポイントの条件の種類を取得します。これにより、条件が true の場合にも変更されている場合にも中断できます。 | |
CurrentHits | (Breakpoint から継承されます。) | |
CurrentHits | デバッグ セッションの間にこのブレークポイントにヒットした回数を取得します。 | |
DTE | (Breakpoint から継承されます。) | |
DTE | トップ レベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
Enabled | (Breakpoint から継承されます。) | |
Enabled | ブレークポイントの有効状態を設定するか、または返します。 | |
File | (Breakpoint から継承されます。) | |
File | ブレークポイントが含まれているファイルの名前を取得します。 | |
FileColumn | (Breakpoint から継承されます。) | |
FileColumn | ブレークポイントが設定されているファイル内の行の文字の位置を取得します。 | |
FileLine | (Breakpoint から継承されます。) | |
FileLine | ブレークポイントが設定されている、ファイル内の行を取得します。 | |
FilterBy | ブレークポイントが設定される条件を取得または設定します。 | |
FunctionColumnOffset | (Breakpoint から継承されます。) | |
FunctionColumnOffset | 関数ブレークポイントを設定する名前からの列のオフセットを取得します。 | |
FunctionLineOffset | (Breakpoint から継承されます。) | |
FunctionLineOffset | 関数ブレークポイントを設定する名前からの行のオフセットを取得します。 | |
FunctionName | (Breakpoint から継承されます。) | |
FunctionName | ブレークポイントを含む関数の名前を取得します。 | |
HitCountTarget | (Breakpoint から継承されます。) | |
HitCountTarget | 任意の種類のブレークポイントのヒット カウントの対象を取得します。ヒット カウントの種類に基づいて解釈されます。 | |
HitCountType | (Breakpoint から継承されます。) | |
HitCountType | ヒット カウントの解釈方法を示す、ヒット カウントの種類を取得します。 | |
Language | (Breakpoint から継承されます。) | |
Language | ブレークポイントを含むプログラミング言語の名前を取得します。 | |
LocationType | (Breakpoint から継承されます。) | |
LocationType | ブレークポイントが表す位置の種類を取得します。 | |
Macro | ブレークポイント マクロを取得または設定します。 | |
Message | ブレークポイント メッセージを取得または設定します。 | |
Name | (Breakpoint から継承されます。) | |
Name | ブレークポイントの名前を設定するか、または返します。 | |
Parent | (Breakpoint から継承されます。) | |
Parent | ブレークポイントのすぐ上の親オブジェクトを取得します。 | |
Process | 現在のブレークポイントに関連付けられている Process2 を取得します。 | |
Program | (Breakpoint から継承されます。) | |
Program | このプロセスで管理されている実行可能ファイルを取得します。 | |
Tag | (Breakpoint から継承されます。) | |
Tag | このブレークポイントを識別するユーザー定義の文字列を設定または取得します。 | |
Type | (Breakpoint から継承されます。) | |
Type | ブレークポイントの種類を指定する定数を取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Delete() | (Breakpoint から継承されます。) | |
Delete() | ブレークポイントを削除します。 | |
ResetHitCount() | (Breakpoint から継承されます。) | |
ResetHitCount() | ブレークポイントのヒット カウントをリセットします。 |
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例
Breakpoint2 オブジェクトで Children プロパティを使用する方法を次の例に示します。
このプロパティをテストするには
ターゲット アプリケーションにブレークポイントを設定します。
アドインを実行します。
ブレークポイントの子の数はゼロです。
ターゲット アプリケーションをデバッグ モードで実行します。
ブレークポイントでプログラムが停止したら、アドインを実行します。
子の数は 1 です。
public static void Children(EnvDTE80.DTE2 dte)
{
// Setup debug Output window.
Window w =
(Window)dte.Windows.Item(EnvDTE.Constants.vsWindowKindOutput);
w.Visible = true;
OutputWindow ow = (OutputWindow)w.Object;
OutputWindowPane owp = ow.OutputWindowPanes.Add("Children Property
Test");
owp.Activate();
//dte is a reference to the DTE2 object passed to you by the
//OnConnection method that you implement when you create an Add-in.
EnvDTE80.Debugger2 debugger = (EnvDTE80.Debugger2)dte.Debugger;
owp.OutputString("Number of children: " +
debugger.Breakpoints.Item(1).Children.Count.ToString());
}