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コード分析規則セット エディターでの作業

コード分析規則セット エディターを使用すると、カスタムの規則セットに含める規則とその動作を指定できます。ここでは、コード分析で規則違反が見つかった場合の動作も指定できます。

アクション

説明

Warning

[エラー一覧] ウィンドウに警告を表示します。

Error

[エラー一覧] ウィンドウでエラーを生成します。

None

規則を無効化します。

エディターには、規則がツリー構造で表示され、指定した規則セットのフィールドごとにグループ化されます。規則セットの規則を追加または削除するには、次のうちいずれか (複数も可) の操作を行います。

  • グループ内のすべての規則を追加または削除するには、グループ ノードのチェック ボックスをオンまたはオフにします。グループ ノードのチェック ボックスをオンにすると、すべての規則の動作が [警告] に設定されます。

  • グループの "動作" フィールドをクリックし、グループ内のすべての規則に適用する動作を指定します。

  • 個別の規則のチェック ボックスをオンまたはオフにします。規則のチェック ボックスをオンにすると、規則の動作が "警告" に設定されます。

規則セット エディターのツール バー

規則セット エディターのツール バーを使用すると、規則セットのグリッドに表示されるデータのグループ化、フィルター処理、および検索ができます。

規則セット エディターのツール バーにあるコントロールについての説明を次の表に示します。

ツール バー コントロール

説明

すべて展開

すべてのグループの規則を表示します。

すべて折りたたむ

すべてのグループの規則を非表示にします。

Group By

規則のグループ化の基準となるフィールドを指定します。規則をグループ化しないように [<なし>] をクリックします。

列のオプション

表示する規則のフィールドを指定します。

現在のソリューションに適用されない規則を非表示にする

ソリューションとターゲットの種類が異なる規則の表示と非表示を切り替えます。

コード分析エラーを生成する可能性のある規則を表示

"エラー" 動作が割り当てられている規則の表示と非表示を切り替えます。

コード分析エラーを生成する可能性のある規則を表示

"警告" 動作が割り当てられている規則の表示と非表示を切り替えます。

有効化されていない規則を表示

動作として "なし" が割り当てられている規則の表示と非表示を切り替えます。

子規則セットの追加または削除

選択した規則セットで複数の規則を追加または削除します。

規則の検索

すべてのフィールド値の中から指定した文字列を検索します。

規則セットのフィールド

規則セットのフィールドには、規則セットに関する情報が表示され、これらのフィールドを使用して、規則一覧の並べ替えやグループ化ができます。フィールドの表示と非表示を切り替えるには、規則セット エディターのツール バーにある [列のオプション] をクリックして、表示するフィールドのチェック ボックスをオンにし、表示しないフィールドのチェック ボックスをオフにします。

規則セットのフィールドの説明を次の表に示します。

フィールド

説明

ID

規則の識別子。

Category

コード分析規則は、規則セットとして分類されるだけでなく、カテゴリ別にもグループ化されます。詳細については、「マネージ コードの警告に対応するコードの解析」を参照してください。

Name

規則のタイトル。

Namespace

規則の名前空間。

Target Type

規則の対象が、ネイティブ コード、マネージ コード、データベース コードのいずれであるのかを示します。

Action

コード分析の実行中に規則違反が見つかった場合の動作。

Warning - 警告を発生させます。

Error - エラーを発生させます。

None - 規則を無効化します。

"動作" フィールドは編集できます。値を "なし" に設定すると、規則のチェック ボックスをオフにした場合と同じ結果になります。

Source Rule Sets

その規則の所属先の規則セット。

規則セットの並べ替えとフィルター処理

規則セットのグリッドの列ヘッダーで操作を行うことで、フィールドの値を基準として規則の並べ替えやフィルター処理ができます。

  • 規則セットの一覧を並べ替えるには、並べ替えの基準となるフィールドの列ヘッダーをクリックします。規則セットがグループ化されている場合は、各グループ内で個別に並べ替えが行われます。

  • フィールドの値を基準として規則セットをフィルター処理するには、フィルター処理の基準となるフィールドの列ヘッダーでフィルター ボタンをクリックします。次に、表示する値のチェック ボックスをオンにし、表示しない値のチェック ボックスをオフにします。