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Visual Studio 2013 の開発者の品質と診断ツールの新機能

Visual Studio 2013 には、次のような開発者向けの新機能が含まれます。

New diagnostic tools for Windows Store apps

CodeLens

Code maps

.NET Framework Memory Analysis with Dump Files

IntelliTrace

Unit tests

Code analysis

Coded UI tests for Windows Store apps

Windows ストア アプリ用の新しい診断ツール

UI の応答性の分析

HTML、CSS、および XAML コードで、アプリの速さと滑らかさに影響する部分を認識できます。「UI の応答性の分析 (JavaScript)」と「Windows ストア アプリでの UI の応答性の分析 (XAML)」を参照してください。

JavaScript アプリのメモリ問題の分析

JavaScript メモリ アナライザーは、JavaScript を使用して Windows 用に開発された Windows ストア アプリのメモリ使用量を把握し、メモリ リークを検出するのに役立ちます。「Windows ストア アプリのメモリ使用量の分析 (JavaScript)」を参照してください。

エネルギー使用の分析

エネルギー消費ツールは、すべてまたは一部の時間にバッテリで実行される低電力タブレット デバイスで、Windows ストア アプリの電力およびエネルギー消費量を分析するのに役立ちます。エネルギー使用を最適化することで、ユーザーがそのアプリを選択する可能性が高まり、使用頻度も向上させることができます。Windows ストア アプリでのエネルギー使用の分析

CodeLens

Visual Studio Ultimate で CodeLens を使用したときに、エディターを離れずにコードに関する詳細を探すことができます。コードの参照、コードへの変更、リンクされたバグ、作業項目、コード レビュー、および単体テストをすべて、コードと同じコンテキストで検索できます。

コード エディター内の CodeLens インジケーター

必要なものの詳細を確認するには、「CodeLens によるコード変更とその他の履歴の検索」を参照してください。たとえば、Git を使用している場合にコードに関する情報を検索するには、Visual Studio 2013 Update 3 が必要になります。

コード マップ

コードがどのように組み合わされているかを理解し、コードのトレース中にコード内での現在位置を視覚的に追跡するには、Visual Studio Ultimate でコードをマップします。デバッグ中に呼び出し履歴を視覚化にマップすることもできます。

コード マップの呼び出し履歴を使用したデバッグ

必要となるものの詳細については、次を参照してください。

たとえば、複数のアプリでコードを共有するプロジェクトで関係や依存関係を色分け表示するには、Visual Studio 2013 Update 3 が必要になります。

ダンプ ファイルによる .NET Framework のメモリ分析

稼動環境で実行中の .NET アプリケーションに頻繁に影響する問題の 1 つが、アプリケーションおよびコンピューター全体に影響する可能性があるメモリ使用の問題です。Visual Studio 2013 では、.NET Framework の Web、データベース、およびデスクトップ アプリケーションでのメモリ リーク、非効率的なメモリの使用、不要な割り当てを検出できるように、ダンプ ファイル分析ツールが拡張されています。

.NET メモリ分析ツールの詳細については、Visual Studio ALM + Team Foundation Server のブログの「この投稿」を参照してください。ダンプ ファイルの詳細については、「ダンプ ファイルを使用したアプリのクラッシュとハングのデバッグ」を参照してください。

IntelliTrace

区分

新機能とサポートされるタスク

配置されたアプリの診断

  • Microsoft Monitoring Agent により (単独または System Center 2012 と連携して)、IIS Web アプリを例外とパフォーマンス イベントについてローカルで監視します。Visual Studio Ultimate でこれらの問題を詳しく調査し、特定のイベントからデバッグを開始するときに配置されたコードに移動できるように、IntelliTrace ログにこれらのイベントを記録できます。

    パフォーマンス イベント詳細を表示する

    メソッド呼び出しからデバッグを開始する

    パフォーマンス イベントからアプリケーション コードに移動する

    配置後に問題を診断するためのリリースのセットアップ」と「System Center 2012 R2 Operations Manager の新機能」を参照してください。

  • 配置された SharePoint 2013 アプリケーションからの診断イベントを Microsoft Monitoring Agent で記録します。

    Visual Studio Ultimate でこれらの問題をさらに調査し、IntelliTrace で特定のイベントからデバッグを開始できるように、ユーザー プロファイル イベント、Unified Logging System (ULS) イベント、および IntelliTrace イベントを IntelliTrace ログに保存できます。

    IntelliTrace ログ ファイル - Web 要求とイベントの表示

    配置後に問題を診断するためのリリースのセットアップ」を参照してください。

単体テスト

区分

新機能とサポートされる領域

コード エディター

Visual Studio Ultimate の CodeLens を使用すると、エディターから離れずに単体テストとその状態を検索できます。

  • 特定のコードの単体テストを確認および実行します。

    CodeLens - コード エディターでテスト状態を選択する

  • 単体テストの定義の変更履歴を検索し、行われた変更をローカル バージョンと比較します。

    CodeLens – 変更をローカル バージョンと比較

CodeLens によるコード変更とその他の履歴の検索」を参照してください。

プレイリストを使用してテスト セットを作成および保存する

グループとして実行または表示するテストのリストを作成して保存できます。プレイリストを選択すると、リスト内のテストがテスト エクスプローラーに表示されます。テストを複数のプレイリストに追加することができ、既定の [すべてのテスト] プレイリストを選択すると、プロジェクトのすべてのテストを使用できます。「Create custom playlists」を参照してください。

テスト エクスプローラーで強化されたテストのフィルター処理およびグループ化

単体テストを編成および実行しやすくするテスト エクスプローラーの新しい条件については、「Group and filter the test list」を参照してください。

コード分析

区分

新機能とサポートされるタスク

[コード分析] ウィンドウ

コード分析の警告が、コード分析ツールのウィンドウに表示されます。このウィンドウは、コード分析の警告を管理および解決するために役立ちます。

Windows ストア アプリのコード化された UI テスト

区分

新機能とサポートされるタスク

Windows ストア アプリのコード化された UI テスト

コード化された UI テストのプロジェクト (Windows ストア アプリ) のテンプレートは、Windows 8.1 プロジェクトで使用できます。

コード化された UI テストを使用した Windows ストア アプリのテスト」および「テスト用に Windows ストア コントロールの一意のオートメーション プロパティを設定する」を参照してください。

Visual C++ 用ガイド付き最適化のプロファイル

区分

新機能とサポートされるタスク

Visual C++ 用ガイド付き最適化のプロファイル

Visual C++ 用ガイド付き最適化のプロファイル プラグインを使用すると、デスクトップ用および Windows ストア用ネイティブ アプリの開発時に、ガイド付き最適化のプロファイルの操作性を合理化できます。

パフォーマンスと診断ハブでのガイド付き最適化のプロファイル」を参照してください。

参照

概念

Visual Studio 診断ツールによる品質の向上

Visual Studio 2013 のモデリング ツールの新機能

Visual Studio 2013 の新機能