デスクトップアプリケーションの配置 (Visual C++)

[アーティクル]
11/25/2015

配置とは、完成したアプリケーションやコンポーネントを他のコンピューターにインストールできるように配布するためのプロセスです。配置を計画することは、開発者のコンピューターでアプリケーションを作成している時から始まります。配置は、ユーザーのコンピューター上にアプリケーションがインストールされ、実行する準備ができた時に終わります。

Visual Studio は、Windows アプリケーションを配置するためのさまざまなテクノロジを提供しています。これには、ClickOnce 配置や、Windows インストーラー配置などがあります。

ClickOnce は、共通言語ランタイム (CLR) をターゲットとする C++ アプリケーションの混合、純粋、および検証可能なアセンブリを配置するために使用できます。マネージアプリケーションを配置するために Windows インストーラーを使用することもできますが、マニフェストへの署名などの .NET Framework セキュリティ機能を活用している ClickOnce を使用することをお勧めします。ClickOnce は、ネイティブ C++ アプリケーションの配置をサポートしていません。詳細については、「Visual C++ アプリケーションの ClickOnce 配置」を参照してください。
Windows インストーラーテクノロジは、ネイティブの C++ アプリケーションまたは CLR をターゲットとする C++ アプリケーションのどちらを展開する場合にも使用できます。

ドキュメントのこのセクションの記事では、サポートされるターゲットプラットフォームを提供する任意のコンピューターでネイティブ Visual C++ アプリケーションを確実に実行できるようにする方法、どのファイルをインストールパッケージに組み込む必要があるか、アプリケーションが依存しているコンポーネントを再配布するための推奨される方法について説明します。