YukonCLR サンプル : SQL Server 2005 で使用するためのストアド プロシージャのアップグレード
このサンプルでは、既存の拡張ストアド プロシージャの使用方法、および C++ を使用して CLR コードを作成する方法を示します。 このサンプルは 2 つのソリューションで構成されています。
CppXP2Clr。次の 2 つのプロジェクトを含んでいます。
xp_cheksum (C++ 関数を含む拡張ストアド プロシージャ)
clr_checksum (CLR pure を使用するポート)
CppUdt は、ユーザー定義データ型を含む、CLR safe を使用した SQL Server 2005 プロジェクトです。
セキュリティに関するメモ |
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このサンプル コードは概念を示すためのものであり、その概念に関連するコードのみを示しています。 特定の環境について必ずしもセキュリティ要件を満たしていませんので、そのまま使用しないでください。 セキュリティおよびエラー処理コードを追加して、プロジェクトをより安全かつ堅牢にすることをお勧めします。 これらのサンプル コードは、現状有姿のままで提供されるものであり、一切保証されていません。 |
サンプルとそのインストール手順を取得するには
Visual Studio のサンプルにアクセスするには
[ヘルプ] メニューの [サンプル] をクリックします。
既定では、これらのサンプルは drive:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Samples\ にインストールされています。
- このサンプルの最新バージョンと他のサンプルの一覧については、MSDN Web サイトの Visual Studio のサンプルを参照してください。
サンプルをビルドするには
- [ビルド] メニューの [ソリューションのビルド] をクリックします。
サンプルを実行するには
- [デバッグ] メニューの [開始] をクリックします。
必要条件
このサンプルでは、SQL Server 2005 サーバー上に AdventureWorks サンプル データベースが必要です。 Visual Studio 統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) で SQL Server クラス ライブラリ アプリケーションを読み込むと、SQL Server への接続情報を指定するように求めるメッセージ ボックスが表示されます。 このサンプル アプリケーションでは、AdventureWorks データベースを指定します。
使用例
方法 :
既存の拡張ストアド プロシージャを使用する
既存のストアド プロシージャ関数を SQL Server 2005 に移行する
ユーザー定義の新しいデータ型を SQL Server 2005 で使用する
処理の詳細
Yukon/CLR は、CppXP2Clr および CppUdt という 2 つのソリューションで構成されています。
CppXP2Clr ソリューションは、2 つのプロジェクトで構成されており、1 つは拡張ストアド プロシージャ、もう 1 つは SQL Server クラス ライブラリ プロジェクトです。 SQL/CLR プロジェクトは、ネイティブ C++ 関数を SQL/CLR に簡単に移行できることを示します。 checksum() 関数は、両方のプロジェクトで使用します。 SQL/CLR プロジェクトは、/clr:pure を使用してビルドされ、既存の C++ 関数を使用します。
CppUdt ソリューションは、/clr:safe を使用してビルドされた SQL/CLR プロジェクトで、ユーザー定義データ型 (UDT: User-defined Data Type) を作成します。 このプロジェクトでは、C++ を使用して、UDT を含む SQL/CLR プロジェクトをビルドする方法を示します。