Reconcile_Project 初期化変数
[相違点の表示] コマンドを使って、プロジェクト間の相違点を調整するときの既定処理を指定します。
構文
Reconcile_Project = {Get|Ignore, Delete from folder|Recover deleted file|Add to project|Ignore, Add to project|Ignore, Check In|Undo Check Out|Get|Ignore, Get|Ignore}
例
[プロジェクトの相違点] ダイアログ ボックスで、プロジェクトの相違点を調整するときに、通常の既定処理を指定する場合。
Reconcile_Project = Get, Delete, Add, Check In, Get
解説
この変数を設定して、[プロジェクトの相違点] ダイアログ ボックスの既定値を変更できます。変更された変数の設定値は、[プロジェクトの相違点] のコマンド ラインで -F オプションを指定した場合に使用されます。
変数の中の最初の 3 つの設定では、いずれか一方のプロジェクトだけに含まれるファイルについての調整方法を指定します。
Get|Ignore ファイルが作業フォルダ側にない場合の処理。ファイルが作業フォルダになく、プロジェクトにある場合の処理を指定します。既定値の Get を指定すると、不足しているファイルが作業フォルダに取得されます。Ignore を指定すると、そのファイルに対する処理を行いません。
Delete from folder|Recover deleted file|Add to project|Ignore ファイルがプロジェクトから削除されている場合の処理。ファイルが作業フォルダにあり、プロジェクトから削除されている場合の処理を指定します。既定値の Delete from folder を指定すると、作業フォルダからファイルが削除されます。Recover deleted file を指定すると、削除されたファイルが復元され、コピーが作業フォルダに格納されます。Add to project を指定すると、不足しているファイルがプロジェクト側に追加されます。Ignore を指定すると、そのファイルに対する処理を行いません。
Add to project|Ignore ファイルがプロジェクトにない場合の処理。ファイルがプロジェクトになく、作業フォルダにある場合の処理を指定します。既定値の Add to Project を指定すると、ファイルがプロジェクトに追加されます。Ignore を指定すると、そのファイルに対する処理は行われません。
変数の中の次の 2 つの設定では、両方のプロジェクトに含まれるファイルについての調整方法を指定します。
Check In|Undo Check Out|Get|Ignore ファイルがチェックアウトされている場合の処理。ファイルがチェックアウトされており、作業フォルダ内のファイルがチェックアウト時とは異なる場合の処理を指定します。既定値の Check In を指定すると、ファイルが Visual SourceSafe プロジェクトにチェックインされます。Undo Check Out を指定すると、ファイルのチェックアウトが取り消されます。Get Latest Version を指定すると、チェックアウトされたファイルは読み取り専用で取得されたファイルによって置き換えられ、変更内容は失われます。Ignore を指定すると、そのファイルに対する処理は行われません。
Get|Ignore ファイルがチェックアウトされていない場合の処理。ファイルがチェックアウトされておらず、作業フォルダ内の同名のファイルと異なる場合の処理を指定します。既定値の Get Latest Version を指定すると、ファイルの最新バージョンが取得されます。Ignore を指定すると、そのファイルに対する処理は行われません。