event

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event

解説

イベントの状態を表す。例えば、イベントが起きたエレメントがどれか、キーボードのキーの状態、マウスの位置、マウスボタンの状態などを知ることができる。

eventオブジェクトはイベントの間だけ使用できる。したがって、このオブジェクトはイベントハンドラの中ではアクセスできるが、他のコードの中では使用できない。windowオブジェクトにeventのキーワードを割り当てることにより、eventオブジェクトを認識することができる。

全てのeventプロパティはeventオブジェクトに使用できるが、いくつかのイベントでは無意味なプロパティもある。例えば、fromElementおよびtoElementプロパティは、onmouseoverおよびonmouseoutイベントの場合にしか意味を持たない。

次の例は、リンク内でマウスクリックがあったかどうかを調べ、そしてSHIFTキーが押されている場合にはリンクを実行しない。

<HTML>
<HEAD><TITLE>Cancels Links</TITLE>
<SCRIPT LANGUAGE="JScript">
function cancelLink() {
if (window.event.srcElement.tagName == "A" && window.event.shiftKey)
window.event.returnValue = false;
}
</SCRIPT>
<BODY onclick="cancelLink()">

次の例は、現在のマウスの位置をブラウザのステータスバーに表示する。

<BODY onmousemove="window.status = 'X=' + window.event.x + ' Y=' + window.event.y">

VBScriptでは、windowキーワードもしくはwindowとして評価される表現無しではeventキーワードを使うことができないことに注意すること。

プロパティ

altKey, button, cancelBubble, clientX, clientY, ctrlKey, fromElement, keyCode, offsetX, offsetY, reason, returnValue, screenX, screenY, shiftKey, srcElement, srcFilter, toElement, type, x, y

適用

window

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