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Windows Live Messenger アプリのプロセスの概要

Windows Live Messenger クライアント (Version 6.0 以降) は、シングル ユーザーまたはマルチユーザー用のアプリケーション (アプリと呼ばれる) を開発するための拡張機能を備えています。

アプリは、Windows Live 上で提供される場合、Windows Live Messenger クライアントのツール バー上にあるゲームまたはアプリのメニューから起動できます。これにより、世界の Windows Live Messenger ユーザーがアプリを利用できます。アプリケーションにアクセスできる人を Windows Live 加入者のみに限定したり、アプリケーションの対象地域を Windows Live のサービスが提供されている特定の国に絞ったりすることができます。

アプリを Windows Live Messenger クライアントから提供するためのプロセスの概要は次のとおりです。

  1. アプリ SDK を MSDN (https://msdn.microsoft.com/live/msnmessenger/) からダウンロードします。
  2. SDK の内容に従って、アプリを開発し、アプリケーションのレビュー前コンプライアンス テストを実行します。
  3. Messenger ユーザーがアプリを使用できるようにするため、http://gallery.live.com/ に最終レビュー用のアプリを提出します。
  4. アプリが機能とレビュー要件に基づいて審査されます。
  5. アプリが Messenger で使用可能になると、Windows Live から通知が届きます。

アプリを提出してからリリースまでの期間は、Windows Live サポート チームによる追加テストが必要かどうかなど、さまざまな要因によって異なります。

アプリをリリースした後も、次の理由により、Windows Live サポート チームとのさらなるやり取りが必要となる場合があります。

  • 保守その他の理由により、アプリが置かれた Web サーバーをオフラインにする必要がある。
  • アプリのフレームワークが変更されたため、アプリケーションのテストと Windows Live プレコンプライアンス テストを再度実行し、アプリケーションを提出してコンプライアンス審査を再度受ける必要がある。

フレームワークの変更には、ユーザーがアプリケーションの基本機能を実行するための基本コードの変更も含まれます (チェッカー ゲームや課金システムのロジックの作成に使用されるアルゴリズムなど)。

コンテンツの変更には、開発中や運用中のアプリケーションに変化を起こす可能性があるユーザー インターフェイス項目の変更も含まれます。ローカリゼーションはコンテンツの変更に含まれません。

注意   機能とは関係のない変更がアプリに加えられる場合 (アプリケーションの外観の変更など)、アプリの再テストや再審査の必要はありません。