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Windows Live Messenger の変数の使用

アプリが Windows Live のアプリ ディレクトリに追加された後は、Windows Live Messenger ツール バー上にあるゲーム ボタンまたはアプリ ボタンからそのアプリケーションを開始できます。

必要な場合には、Web ページからアプリにユーザーを直接転送することで、アプリの利用を促進することができます。これを実現するには 2 とおりの方法があります。1 つは ActiveX コントロールを呼び出すスクリプトを Web ページに追加する方法で、もう 1 つは URL リンクを Web ページに追加する方法です。この URL は、ユーザーのブラウザを Windows Live Messenger チームが管理する Web サイトに転送するものにします。ActiveX コントロールを通じてアプリを直接起動する方法の詳細については、「Windows Live Messenger クライアントの直接呼び出し」を参照してください。URL を通じてアプリを起動する方法の詳細については、「URL からの Windows Live Messenger クライアントの呼び出し」を参照してください。

上の 2 つの方法のどちらを選択してもかまいませんが、Windows Live Messenger クライアントを直接制御するコードを Web サイトに追加する方法をお勧めします。これは、対応する機能がクライアントに組み込まれているためです。また、2 番目の方法で使用する URL は将来変更される可能性があるためです。

ユーザーをアプリに直接転送するには、次の 2 つの文字列パラメータを渡す必要があります。

  • AppID
  • BOT

AppID 変数は、次の 2 つの値を組み合わせたものです。1 つは目的の国/地域を表す番号で、もう 1 つは Windows Live サポート チームがアプリ ディレクトリでアプリケーションに割り当てた番号です。たとえば、前者の番号がニュージーランドを表す "5129" で、後者の番号が "126" であるとします。この場合、ニュージーランドでのアプリの AppID 値は "5129126" になります。

BOT 変数は、"someone@example.com" のような形式であることが必要です。

AppID と BOT の 2 つの変数の指定は任意であり、これらの 2 つの変数のいずれかを省略することで、呼び出された Windows Live Messenger クライアントの動作を変えることができます。次の表は、これらの 2 つの任意の変数をいずれかの方法で Windows Live Messenger クライアントに渡した場合に見られる動作を示しています。

AppID 変数がクライアントに渡されたか BOT 変数がクライアントに渡されたか クライアントの動作

いいえ

いいえ

ユーザーに対する動作

  1. ゲームまたはアプリに招待する友人を選択できるユーザー一覧を表示します。
  2. 会話ウィンドウを表示します (ユーザーはこのウィンドウでどのゲームまたはアプリを他のユーザーと共に使用するかを選択できます)。
  3. 相手のユーザーと共に使用するゲームやアプリを選択できる状態になります。

はい

いいえ

ユーザーに対する動作

  1. ゲームまたはアプリに招待する友人を選択できるユーザー一覧を表示します。
  2. 会話ウィンドウを開いた後、AppID 変数で指定されたアプリケーションの招待を表示します。
  3. 相手のユーザーと共にゲームまたはアプリを利用できる状態になります (相手のユーザーがゲームをプレイしたりアプリに参加したりすることを承諾した場合)。

いいえ

はい

ユーザーに対する動作

  1. BOT パラメータで指定された電子メール アドレスのユーザーとの会話ウィンドウを自動的に起動します。
  2. 会話ウィンドウを表示します (ユーザーはこのウィンドウでどのゲームまたはアプリを他のユーザーと共に使用するかを選択できます)。
  3. 相手のユーザーと共に使用するゲームやアプリを選択できる状態になります。

はい

はい

ユーザーに対する動作

  1. BOT パラメータで指定された電子メール アドレスのユーザーとの会話ウィンドウを自動的に起動します。
  2. 会話ウィンドウを開いた後、AppID 変数で指定されたアプリケーションの招待を表示します。
  3. 相手のユーザーと共にゲームまたはアプリを利用できる状態になります (相手のユーザーがゲームをプレイしたりアプリに参加したりすることを承諾した場合)。