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Windows Live アドミン センター SDK をお使いになる前に

Windows Live アドミン センター SDK (ソフトウェア開発キット) Version 3.0 を使用すると、Windows Live アドミン センターのユーザー ベースを Web サービス経由でプログラムによって管理できます。この SDK には、アドミン センターに登録されているドメイン内のメンバー アカウントを、Web サービス経由でプログラムによって管理するためのメソッドが用意されています。この SDK では、ドメインの登録やアドミン センター サービスの解約はできません。これらのタスクを実行するにはオンライン Web インターフェイスを使用する必要があります。

この SDK では、Windows Live アドミン センターの Web サーバーとクライアント アプリケーションとの間の通信に、SOAP (Simple Object Access Protocol) リモート プロシージャ コール (RPC) 1.1 標準を使用します。

この SDK の内容は以下のとおりです。

  • メソッドごとの SOAP 呼び出しに関するドキュメント
  • ソース コードが付属した 2 つのコマンドライン アプリケーションのサンプル (Microsoft Visual Studio C# で作成)
  • ソース コードが付属した Win32 メンバー管理アプリケーションのサンプル (Visual Studio C# で作成)
  • CSV ファイルを使用してカスタム ドメイン メンバー リストを更新するサンプル アプリケーション (Visual Studio C# で作成)
  • CSV ファイルを使用して Hosted Exchange ドメイン内の連絡先やドメインを作成するサンプル アプリケーション (Visual Studio C# で作成)

対象読者

この SDK は、Windows Live の Web サイトで利用できる多くの管理タスクに加えて、ユーザー一覧のインポートやエクスポートなど、この Web サイトでは利用できないタスクをプログラムによって実現したいお客様やパートナーに最適です。

いくつかの機能は Web サイトでのみ利用可能であり、プログラムによって構成することはできません。たとえば、Web サイトには、SDK を使用して実現するのは容易ではないユーザー フロー ロジックが組み込まれています。さらに、Web サイトでは、SDK には適していない特別なサービスやプロモーションも提供する予定です。

この SDK を使ったコード作成に関してフィードバックがある場合は、dsupport@microsoft.com に電子メールでご連絡ください。

Windows Live Custom Domains SDK のインストール

ACSDK3.EXE は、MSDN オンラインにある、自己展開形式の zip ファイルです。この .exe をインストールするには、Microsoft ダウンロード センターにアクセスしてください。

この SDK をインストールすると以下のフォルダが作成され、それぞれに対応するコンテンツが格納されます。

  • <インストール ディレクトリ>\ACSDK3\Readme\ - Windows Live アドミン センター SDK のドキュメント
  • <インストール ディレクトリ>\ACSDK3\Cmdline\ - 基本的なコマンド ライン実行ファイル (ソース コード付属)
  • <インストール ディレクトリ>\ACSDK3\CmdlineAdv\ - 高度なコマンド ライン実行ファイル (ソース コード付属)
  • <インストール ディレクトリ>\ACSDK3\Win32app\ - Win32 メンバー管理アプリケーションのサンプル (ソース コード付属)
  • <インストール ディレクトリ>\ACSDK3\CSVSync\ - csv ファイルを Windows Live アカウントと同期させるコマンド ライン アプリケーション (ソース コード付属)
  • <インストール ディレクトリ>\ACSDK3\CSVImport\ - Hosted Exchange ドメイン内の連絡先やアカウントを作成するコマンド ライン アプリケーション (ソース コード付属)

サポート情報

開発者向けのサポートについては、Windows Live アドミン センター チーム (dsupport@microsoft.com) に連絡するか、または Microsoft のフォーラムをご利用ください。

注意

Windows Live Custom Domains SDK Version 1.2 も、既存のユーザー向けに引き続き提供されており、サポートされています。Version 1.2 の SDK をダウンロードするには、ここをクリックしてください。