WLLogOnException クラス
クライアント アプリケーション用 Windows Live ID のすべてのメソッドがスローする例外。
名前空間 : Microsoft.WindowsLive.Id.Client
アセンブリ : Microsoft.WindowsLive.Id.Client (microsoft.windowslive.id.client.dll 内)
構文
'宣言
Public Class WLLogOnException
Inherits Exception
public class WLLogOnException :Exception
public ref class WLLogOnException :public Exception
public class WLLogOnException extends Exception
public class WLLogOnException extends Exception
解説
WLLogOnException を使用してアプリケーションをデバッグし、発生する可能性のあるランタイム エラーに対処します。例外はさまざまな状態でスローされる可能性があります。WLLogOnException には、例外がスローされる原因となった状態の詳細情報が格納されているプロパティがあります。アプリケーションでは、例外の原因を判別する最初のステップとして、ErrorString プロパティに格納された値を取得します。WLLogOnException で表されるエラーの種類、およびその処理方法の詳細については、「ErrorString」トピックを参照してください。
継承階層
System.Object
System.Exception
Microsoft.WindowsLive.Id.Client.WLLogOnException
例
次の例は、Authenticate を呼び出すことによってスローされる WLLogOnException をキャッチする方法を示しています。例外がスローされると、ErrorString が格納された MessageBox クラスのインスタンスがアプリケーションに表示されます。
//サインイン/サインアウト ボタンのクリック時のイベント ハンドラ。
private void buttonSignInOrOut_Click(object sender, EventArgs e)
{
//現時点でユーザーの認証が行われているかどうかを確認します。
if (!oID.IsAuthenticated)
{
try
{
//サインイン ダイアログ ウィンドウを表示して、ユーザーの認証を試行します。
if (oID.Authenticate())
{
currentUserName = oID.UserName;
}
else
{
MessageBox.Show("認証が失敗しました");
}
}
catch (WLLogOnException wlex)
{
//FlowUrl が定義されているかどうかを確認します。
if (wlex.FlowUrl != null)
{
//FlowUrl が定義されている場合、ユーザーを Web ページに誘導し、エラーを修正させます。
MessageBox.Show(wlex.ErrorString + wlex.FlowUrl.AbsoluteUri + "に移動し、エラーの原因となる状況を修正してください");
}
else
{
//FlowUrl が定義されていない場合は、単純に ErrorString を表示します。
MessageBox.Show(wlex.ErrorString);
}
}
}
スレッド セーフティ
この型の public static (Visual Basic ではShared) メンバーはすべてスレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合はスレッド セーフであるとは限りません。
プラットフォーム
開発プラットフォーム
Windows Vista、Windows XP Professional Service Pack 2 (SP2)
対象プラットフォーム
Windows Vista、Windows XP Professional SP2、Windows XP Home Edition SP2
関連項目
参照
WLLogOnException メンバー
Microsoft.WindowsLive.Id.Client 名前空間
ErrorString