アーキテクチャの概要
センサーのデバイス ドライバーは、Windows ユーザー モード ドライバー フレームワーク (UMDF) を使用して実装された COM オブジェクトです。センサー ドライバーは、ヘルパー オブジェクトとして Windows ポータブル デバイス (WPD) インターフェイスおよびその他の型を使用します。UMDF と WPD についての説明は、共に Windows Driver Kit のドキュメントに記載されています。UMDF ドライバーの詳細については、「ユーザー モード ドライバー フレームワーク設計ガイド」を参照してください。WPD の型の詳細については、ポータブル デバイスに関するページ (英語の可能性あり) を参照してください。
センサー ドライバーは、特殊なクラス拡張オブジェクトを使用します。標準 COM オブジェクトであるセンサー クラス拡張は、I/O 要求処理の標準実装をセンサー デバイス ドライバーに提供します。センサー ドライバーは、ドライバーのプロセスでクラス拡張オブジェクトを作成してから、デバイス ドライバー インターフェイス (DDI) を使用して、そのクラス拡張への I/O 要求の転送と、そのクラス拡張からのイベントの受信を行います。次の図は、センサー、センサー ドライバー、およびセンサー クラス拡張の関係を示したものです。
センサー クラス拡張を使用する UMDF ベースのセンサー ドライバー
クラス拡張オブジェクトの詳細については、「センサー クラス拡張について」を参照してください。
重要 センサー ドライバーは、フリー スレッドおよびスレッド セーフである必要があります。