コールバック オブジェクトの作成
UMDF ドライバーでは、コンテキスト データとインターフェイス メソッドで構成されるコールバック オブジェクトを作成できます。フレームワークは、ドライバーのコールバック インターフェイス メソッドを通じてドライバーのコールバック オブジェクトにアクセスします。
次の図は、ドライバーによって実装されるコールバック オブジェクトとフレームワーク オブジェクトがどのように対応するかを示しています。
コールバック オブジェクトとフレームワーク オブジェクトがどのように対応するかを示す図
UMDF ドライバーでは、次のような数種類のコールバック オブジェクトを作成できます。
ドライバー コールバック オブジェクト
フレームワークは、ドライバー コールバック オブジェクトを使用してドライバーを初期化し、新しいデバイスの装着をドライバーに通知します。
デバイス コールバック オブジェクト
ドライバーは、デバイス コールバック オブジェクトを使用してデバイス コンテキストを格納し、ファイル オブジェクト、プラグ アンド プレイ (PnP) イベント、および電源管理 (PM) イベントのクリーンアップと終了を処理します。
キュー コールバック オブジェクト
ドライバーは、キュー コールバック オブジェクトを使用して I/O を処理します。
次の図は、UMDF ドライバーでデバイス コールバック オブジェクトを作成する方法を示しています。
コールバック オブジェクトの作成を示す図
次のトピックには、コールバック オブジェクトの作成方法を示すコード例が用意されています。