WinJS.xhr で要求を再送する方法 (HTML)
[ この記事は、Windows ランタイム アプリを作成する Windows 8.x および Windows Phone 8.x 開発者を対象としています。Windows 10 向けの開発を行っている場合は、「最新のドキュメント」をご覧ください]
WinJS.xhr を使って Web リソースを要求すると、応答がキャッシュされることがあります。その場合、以降の要求では要求を再送せず、クライアント コンピューターに存在しているバージョンのリソースが返されます。しかし、HTTP ヘッダーを追加し、キャッシュが保存されている場合でも要求が再送されるようにすることができます。
必要条件
- 以下の例では、「WinJS.xhr によるファイルのダウンロード方法」で作った XhrExample プロジェクトのコードを使います。
手順
ステップ 1: クライアントが要求を再送するようにする
以下のコードでは、リソースの新しいバージョンの有無を調べる要求をクライアントが再送するかどうかを指定する If-Modified-Since HTTP ヘッダーの設定方法を示します。
WinJS.xhr 関数の options パラメーターの headers プロパティに If-Modified-Since ヘッダーを追加します。HTTP 応答ヘッダーについて詳しくは、「HTTP Response Headers」をご覧ください。
WinJS.xhr({ url: "https://www.microsoft.com", headers: { "If-Modified-Since": "Mon, 27 Mar 1972 00:00:00 GMT" } }) .done(function complete(result) { // Report download. xhrDiv.innerText = "Downloaded the page"; xhrDiv.style.backgroundColor = "#00FF00"; });
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その他のリソース
リファレンス
サンプル
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