IOpcSignatureReferenceSet インターフェイス (msopc.h)

署名する XML 要素への参照を表す IOpcSignatureReference インターフェイス ポインターの順序なしセット。 署名する XML 要素には、アプリケーション固有の Object 要素または子要素を指定できます。

継承

IOpcSignatureReferenceSet インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IOpcSignatureReferenceSet には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IOpcSignatureReferenceSet インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IOpcSignatureReferenceSet::Create

署名する XML 要素への参照を表す IOpcSignatureReference インターフェイス ポインターを作成します。
IOpcSignatureReferenceSet::D elete

指定した IOpcSignatureReference インターフェイス ポインターをセットから削除します。
IOpcSignatureReferenceSet::GetEnumerator

セット内の IOpcSignatureReference インターフェイス ポインターの列挙子を取得します。

注釈

Create メソッドは、アプリケーション固有の Object 要素への参照、または署名の生成時に署名されるアプリケーション固有の Object の子への参照を作成します。 Create では、署名するパッケージ固有の Object 要素への参照は作成されません。その参照は、署名の生成時に自動的に作成されます。

IOpcSignatureReference インターフェイス ポインターが作成され、セットに追加されると、それが表す参照はパッケージの保存時に保存されます。

IOpcSignatureReference インターフェイス ポインターがセットから削除されると、それが表す参照はパッケージの保存時に保存されません。

IOpcSignatureReferenceSet インターフェイス ポインターにアクセスするには、IOpcSigningOptions::GetCustomReferenceSet メソッドを呼び出します。

スレッド セーフ

オブジェクトのパッケージ化はスレッド セーフではありません。

詳細については、「Packaging API を使用したはじめに」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー msopc.h

こちらもご覧ください

コア パッケージ インターフェイス

デジタル署名の概要

Packaging API を使用したはじめに

IOpcSigningOptions

OPC_CANONICALIZATION_METHOD

概要

パッケージ化 API プログラミング ガイド

パッケージ化 API リファレンス

API サンプルのパッケージ化

デジタル署名インターフェイスのパッケージ化

インターフェイスのパッケージ化

参照